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阪神タイガースはなぜ強い?2023年強すぎる理由まとめ!

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阪神タイガースが8月10日(金)現在セ・リーグで首位を独走しており、貯金が早くも20とかなり強いです。

昨年の開幕からの9連敗とは打って変わって、今年の阪神は12球団で3連敗がほとんどない球団で、チームとしても非常に機能しており、安定して強いです。

いったいなぜ阪神はここまで強いのでしょうか?

阪神タイガースはなぜ強い?2023年強すぎる理由!

阪神が2023年強すぎる理由をいくつかまとめてみたいと思います。

1 12球団NO.1の投手陣で層が厚い

阪神は現在12球団トップの防御率でとにかくピッチャー陣の層が厚いです。

先発投手陣だけで大竹、村上、才木、青柳、西純也、西勇輝、伊藤将、ビーズリーなどパっと思いつくだけでもこれだけのピッチャーが揃っています。

2年連続最多勝の青柳や西勇輝が他球団からのマークがキツくなり、序盤かなり出遅れましたが、新たに村上が出てきたり、現役ドラフトで獲得した大竹投手がめちゃくちゃ良かったり、怪我から復帰の伊藤将投手がめちゃくちゃ安定しています。

他球団で先発投手は誰?と聞かれてもせいぜい3、4人ぐらしか名前が出てこないですが、阪神は8人ぐらい名前がパっと出るほど戦力が充実しており、いい意味で刺激し合っていると思います。

さらには抑えの湯浅が離脱していたり、浜地が今年不調にも関わらず、岩崎優が抑えの役割をきっちりと果たしており、岩崎、石井、島本、岩貞、及川、加治屋、桐敷、ケラーと抑えの戦力も充実しています。

2 岡田監督が守備位置を固定し、守りの野球を徹底

岡田監督が今年中野をセカンドにコンバートし、ショートに肩の強い木浪を置き、センターラインがバシっと決まったことで去年に比べて二遊間の動きが非常にいいので、ゲッツーをめちゃくちゃ取れています。

また、外野からの中継プレーの練習を秋季キャンプから力を入れて取り組んだことで、ショートの木浪がカットしてバックホームでアウトする場面もかなり目立っています。

さらには去年ファーストにレフトにサードに守備をたらい回しにされていた大山をファースト4番で固定し、佐藤輝も5番サードで固定し、主軸打者が打撃に集中できる環境が整いました。

また、ノイジーがレフトの守備が意外に上手く肩も強いので、ピッチャーもここに打球を飛ばさないようにしようとか余計な心配をせずに安心して投げられるようになったのは大きいでしょう。

試合を見ていても、岡田監督、平田ヘッド、馬場コーチ、筒井コーチが頻繁に選手の守備位置を指示しており、チームの守りに対する意識はかなり浸透していると感じます。

それによって、去年まで何年も連続で12球団でダントツでエラーが多かった阪神ですが、今年はエラーが減ってきています。

3 1番近本、2番中野の出塁率の高さ、8番木浪の活躍

去年3番だった近本を1番にし、さらには2番に中野を置いたことで共に打率3割を大きく超えており、出塁率も12球団で最も高いです。

それから去年まで補欠だった木浪が覚醒し、毎試合のようにヒットを打っており、8番木浪が出塁して、9番投手でバント等で進塁させて、1番近本、2番中野で返すパターンも確立。

後は5番佐藤輝明やノイジーがもっと打てば、阪神は今以上にもっと強くなるのですが、2人とも少しずつ調子を上げてきて絶不調からは復活し、サトテルはホームランも時々出るようになり、阪神はどんどん強くなってきました。

4 ファーボールをとにかく選んで出塁している

岡田監督はファーボールもヒットと一緒やから査定を今年から上げるように球団に最初にお願いしたそうです。

それによって、例えば2番中野選手は6月初め時点でもう昨シーズンのファーボール数を上回っており、ファーボールが増えた分、打率も3割を超えて来ています。

交流戦ではロッテの佐々木朗希選手からもファーボールでつないで大山選手のヒットたった1本で点を取って見事勝利したように、とにかく阪神打線はファーボールをきっちり選んで出塁していることが大きいと言えるでしょう。

5 岡田監督のブレない起用法と時代に合わせた采配

岡田監督は開幕から打率1割台と低迷していた佐藤を5番で使い続け、復調を待ちました。

さらには打率0割台まで落ちていた梅野もスタメン起用を続け、シーズン後半になってようやく打ち出して来ています。

ピッチャーでも青柳が開幕からイマイチの調子でしたが、先発で使い続けたことでだんだん調子が上がってきています。

ちょっと調子が悪いとコロコロスタメンを変えたり、打順を下げたり、2軍に落としたりする監督が多い中、岡田監督は調子が上がるまで使い続けてくれるので、佐藤も梅野も青柳も必死になって監督の期待に応えようとしていると思います。

さらに岡田監督と言えば、第一次政権の時はJFKを作り上げ、藤川球児や久保田投手を10連投させるなど中継ぎ陣の酷使が懸念されていましたが、今回は基本的に3連投はさせないようにして、適度に休ませています。

先発陣も疲れが溜まって来たら、1度2軍に落としたりもしているので、時代に合わせた岡田監督の采配も阪神の好調の要因の1つでしょう。

そんな岡田監督ですが、雑誌ナンバーでは阪神タイガース監督論ということで表紙になっています。

阪神タイガースが2023年強い理由まとめ

  1. 大竹、村上、才木、青柳、伊藤将、ビーズリー、西純也など先発投手陣が12球団で最も充実しており、抑えも湯浅がいなくても岩崎、岩貞、ケラーなどが活躍しており、ピッチャーの層がとにかく厚い
  2. 中野をセカンドにコンバート、肩の強い木浪をショートで起用し、センターラインがしっかりしたことでゲッツーが増え、大山や佐藤の守備位置を固定したことで守備力が上がり、エラーもかなり減った
  3. ファーボールはヒットと一緒やからと岡田監督は球団に頼んでファーボールの査定を上げてもらい、選手はボール球を振らず、とにかくファーボールを選んで出塁してそれが見事に点につながっている
  4. 岡田監督は主力選手を調子が悪くても使い続け、その期待に応えるように佐藤や梅野の調子が少しずつ上がって来て、点が入るようになってより強くなった
  5. 前回の監督の時と違って、岡田監督は中継ぎを基本的に3連投以上させないようにしており、さらには先発投手も疲れが溜まって来たら、1度2軍に落とすなどし、時代に合わせた采配にアップデートしている

以上、阪神タイガースが2023年強すぎる理由についてまとめました。

ファンとしては18年ぶりのアレに向かってこのまま突き進んで欲しいです。