ヤクルトスワローズが今年は昨年のリーグ優勝から一転し、中日ドラゴンズと最下位争いをしています。
首位の阪神タイガースのみならず、Aクラスの広島カープや横浜Denaベイスターズとも大きく差を引き離されており、大幅に戦力を入れ替えないことにはヤクルトの復活は厳しいでしょう。
そこで今年ヤクルトスワローズで戦力外になる選手を予想してみました。
ヤクルトスワローズ戦力外候補予想2023-2024
西田明央(31)
パンチ力のある長打が魅力の選手で、プロ通算17本塁打を実績を持ち、小川投手のノーヒットノーランを導くなど、かつてはそこそこ一軍でも活躍していた選手だが、この2~3年は今一つで、今シーズンは1軍の出場試合数はわずか8試合で、打率も1割台と低迷。
持ち前の打力が落ち、ファームでは63試合に出場するも打率2割3分台と打力の低下が顕著状況。
中村、古賀と比較しても1軍正捕手の壁は厚く、年齢的にも危うい立場です。
来シーズンも出場見込みが薄いと思われる為、戦力外が濃厚。
大下祐馬(31)
かつては貴重な中継ぎとして一軍で30試合前後登板していたが、怪我や不調などでここ数年は目立った成績を残すことができていない。
今シーズンは一軍での登板はなく、二軍戦にも29試合に出場するも、防御率7点台と安定に欠き、投球回数26で与四死球13とコントロールも悪く二軍の試合でも打ち込まれるケースが多かった。
投手陣の立て直しが大きな課題のチーム事情ではあるが、その分このシーズンオフには有望な新人投手や他球団からの移籍してくる投手が多く加入することが予想され、来年以降の戦力としては非常に厳しい状況。
松本直樹(29)
今シーズンの1軍での試合出場はわずか3試合。ヒットも打っていない状態で、今シーズン戦力として貢献しているとは、程遠い成績と言えます。
ポジションがキャッチャーであり、通常1軍での選手構成を考えた場合、1軍では捕手3人体制を採用されることがほとんどである所、ヤクルトの捕手陣は、ベテランの中村悠平選手、若手の内山壮真選手、古賀優大選手としっかり3人の捕手が控えており、中堅選手の松本選手が割って入る可能性は低く今シーズン限りが濃厚。
尾仲祐弥(28)
DeNA、阪神と渡り歩き、今シーズンからヤクルト入りした苦労人ではあるが、ローテーションの谷間の先発などチャンスは与えられたものの際立った活躍ができなかった。
投球にもアピールポイントが少なく、これと言って特徴がない印象。
中継ぎで登板し先頭打者に四球・・といったファンをがっかりさせるような投球も目立ってしまった。年齢的にも残留させるメリットがあまりないように思える。
移籍組なので首を切られる確率は高い。
奥村展征(28)
内野も外野もこなすことができるユーティリティープレーヤーである奥村選手。しかしながら、今シーズンの1軍での出場はわずか3試合と高津監督の来期の構想から外れていると思われる。
ヤクルトの内野手については、山田哲人選手、村上宗隆選手、オスナ選手、長岡秀樹選手とレギュラー位の選手がしっかり存在していて、その他ベテランの川端慎吾選手や若手の武岡龍世選手もしているだけに、来シーズンはドラフトで若い選手も入ってくる為、もっと奥村選手の出場機会が減ることも考えられる為、戦力外になるかもしれない。
杉山 晃基(26)
大学時代に見せた切れ味鋭い変化球で空振りを奪う姿が一軍では見せられていない。
昨季は二軍でチームトップの41試合に登板するも、アピール不足か一軍への同行はわずかな期間にとどまった。
今季はキャンプから首脳陣にアピールしたものの、開幕一軍とならずら、ファームでも防御率9.00と結果を出せず、信頼を勝ち取れずにいる。
大卒4年目ではあるが、高卒の若手の台頭を見ると、今季限りでということになってもおかしくはない。
長谷川宙輝(25)
ソフトバンクから来たばかりの頃は、キレのあるストレートを投げ込める即戦力左腕として期待されたいた投手だが、昨季は前年に受けた手術の影響で出遅れ、実戦へ復帰できたのは6月末。
二軍では14試合に登板するなど順調な回復ぶりを示していた。
一軍の救援陣に割って入りたいところであったが、再度怪我をするリスクや2019年に移籍してから1度も目立った成績はあげらず、今シーズンはまったく昇格することなくかなり厳しい状況。
ヤクルトスワローズ戦力外候補予想2023-2024まとめ
- 2年連続リーグ優勝から一転し、今年は最下位争いをしている現状から安定していないピッチャーを中心に戦力外になっていくと予想
- 若手選手の台頭により、結果が思うように残せていな30歳前後の選手や他球団から移籍組で結果を残せていない選手は今年で戦力外になる可能性が高い
以上、ヤクルトスワローズの戦力外候補の選手についてまとめるとこのようになりました。
あくまで個人的な予想なので参考程度にしてください。
ヤクルトはピッチャーさえしっかりと補強出来れば、来シーズンは楽しみになると思うので、来年の巻き返しにも期待したいです。