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広島カープはなぜ強くなった?強さの理由について!

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近年Bクラス常連だった広島カープですが、新井貴浩監督が就任し、リーグ優勝は逃したものの、貯金を10以上作り、昨年5位から2位まで順位を飛躍させました。

10連勝するなど一時は阪神タイガースに追いつきそうな勢いがありました。

戦力的には昨年、一昨年とほとんど変わらないにも関わらず、いったいなぜ今年のカープはここまで強くなったのでしょうか?

広島カープはなぜ強くなった?強さの理由について!

カープが強くなった理由についていくつかポイントをまとめたいと思います。

1 投手陣の安定

先発・リリーフともに開幕から安定感を保ち、僅差の試合をモノにする原動力となっています。

先発では大瀬良大地・九里亜蓮・床田寛樹の3人が開幕からローテーションを守り続けています。

床田については、左のエースとして開幕から大活躍しており、現時点でも防御率1点台という素晴らしい成績を収めています。

大瀬良選手や森下選手などゲームを作れる成績をしっかりと残せており、先発投手陣が安定しているのも強みだと思います。

抑えに関しては栗林投手と矢崎投手のダブルストッパーを立て、開幕から抑えの栗林が不調で離脱してしまいましたが、代わって入った矢崎拓也が守護神として活躍を見せ、現在は疲労を考えて交代で起用しているのがうまくはまっています

その他、島内投手、大道投手、中崎投手などしっかり活躍。

さらに、ターリーやアンダーソンなどの外国人が上手くはまり、とても安定感のある中継ぎ陣を形成しているおかげで競った試合をものにする強さが今年のチームにはあるのではないでしょうか?

2 坂倉選手を捕手固定、曾澤捕手との併用

昨年は首位打者も狙える打撃を活かすことを優先して、ファーストなどとの守備併用がされていましたが、今年は坂倉選手が捕手専任ということでリードや打撃により集中できています。

坂倉選手はインコースをぐいぐり攻める強気のリードがうまく、打撃がよく、若いため、攻守の要として活躍し戦い方が安定し、それが勝ちに繋がっていると思います。

坂倉選手の調子が悪くなってきた場面では會澤選手を起用するなどのベテランを上手く起用する形も心得ている様に思います。

3 スモールベースボールの徹底

今年の広島は長打力があるわけでなくビッグイニングも少ないですが、広島カープ本来の野球であるスモールベースボールを徹底して実践し、足の速い選手が次の塁を狙って盗塁やエンドランを仕掛けることで、得点圏にランナーを進めて、1点・2点をもぎ取るという戦い方が出来ています。

盗塁自体が失敗に終わったとしても、相手投手と捕手にプレッシャーを与えることはでき、思わぬ失投やミスが期待できます。

4 新井監督の人柄と藤井ヘッドの緻密な作戦がハマっている

新井監督は監督就任時にオレは好き嫌いで選手起用するようなことは絶対しないと
公言しているように、開幕当初から一貫して選手を信頼した起用が目立っています。

盗塁を失敗したとしても選手のせいにはせず、監督を始め首脳陣が悪いと公言していますし、新井監督はメディアのインタビューでも選手を批判するような記事はまったくもって見かけません。

その分選手は失敗を恐れず思い切ったプレーが出来るし、監督の期待に応えようと必死に頑張ります。

また、新井監督自身が阪神から引き抜いた藤井ヘッドの存在もかなり大きいです。

昨年まで阪神のバッテリーコーチだった藤井ヘッドは相手チームの選手の特徴をしっかりと把握出来ていますし、現場から離れていた新井監督にとっては相当心強い存在となっています。

また、藤井ヘッドは選手と監督の間に入ってうまくフォローしているようですし、

監督とヘッドの信頼関係が相当なことも選手に伝わってチームが強い理由の1つでしょう。

以上、広島東洋カープが2023年急に強くなった理由についてまとめてみました。

他球団のファンのあなたも参考にしてみてください。