東北楽天イーグルスのマー君こと田中将大投手。
日米通算200勝まで残り5勝となりましたが、今年の防御率は4.43とNPBに復帰してから最も悪い防御率となってしまっています。
2023年7月15日現在で以下のような成績を残しています。
- 14試合 5勝5敗 防御率4.43
- 81.1投球回 43奪三振 被本塁打9
決して悪くはないとは思うんですけど、年俸4億7500万円でこの働き?という厳しい声も多数あるのが現状です。
そんな田中将大投手の現在の球速はどのようになっているのでしょうか?
田中将大は球速低下で衰えた?
ここで田中マー君の年度別のストレートの平均球速を数値化してまとめます!
年度別 | 平均球速 | 最高球速 |
2023年 | 146.3キロ | 151キロ |
2022年 | 147.2キロ | 154キロ |
2021年 | 146.2キロ | 154キロ |
2020年 | 148.5キロ | 154キロ |
2019年 | 147.3キロ | 154キロ |
2018年 | 147.7キロ | 155キロ |
大体146キロから147キロの球速で、最高球速は151キロと数年前よりも3キロ球速が低下しています。
とは言え、そこまで極端に衰えたというとそうではなく、昔と違ってNPBでも150キロを超えるストレートを投げる投手が増えたのもマー君の成績が悪化している大きな要因の1つでしょう。
最高球速はNPBでは2021年で日本ハム中田翔選手に投げた154キロが最速でメジャーでは156.1キロが最速のようです。
今年の田中マー君は大体144キロから149キロぐらいのストレートを投げるイメージなんですが、全盛期に比べるとキレがなく、強打者にはストレートを狙い打ちされて結構ホームランを打たれています。
コントロール(制球力)自体はそこそこ良く、スライダーのキレは健在なので、変化球メインの技巧派投手に変わりつつありますね。
なぜ球速が下がったのか?分析すると、やはりヤンキース時代2014年に右肘靭帯の部分断裂という故障を負ったことで、トミージョン手術を回避してPRP療法で肘の状態をセーブしており、肘の負担がかからないよう調整しながら投げているんだと思います。
おそらく短いイニングなら150キロは普通に投げれると思います!
田中将大球速まとめ
- 2023年の平均球速はストレートで146キロで最高球速は151キロ
- ストレートは全盛期のようにキレがなく、強打者に狙い打ちされて豪快なホームランを打たれている。
- スライダーを始めとする変化球のキレは健在でコントロールも良い
- マー君が衰えたというよりもNPBで150キロを超える選手が続出して来ているので、打者が慣れて来ている
- 球速低下は右肘靭帯のケガによるものが大きく、肘に負担をかけられない為、肘の状態を見ながら調整しながら投げていると思われる
田中マー君の球速についてまとめると以上のようになりました。
決して悪くはないと思うのですが、やはり年俸5億円弱という破格の契約だけに数字的に物足りないと感じているファンの人が多いようです。
いやでもまだまだ田中将大投手は出来ると思うので、シーズン後半は頑張って欲しいです!