イチローさんが高校野球の指導を今年もしていますが、1番最初は智弁和歌山高校の野球部を訪問して、3日間に渡って直接指導していたことがきっかけ。
イチローさんと言えば、愛知県出身で名門愛工大名電高校卒なので母校を指導したり、シーズンオフはずっと神戸市内に滞在していることから神戸の高校を指導するのなら分かります。
なぜ、イチローさんは和歌山まで出向いて智辯和歌山高校を直接指導するのでしょうか?
イチローと智弁和歌山の関係は?指導するのはなぜ?
イチローさんは元々高校野球の智弁和歌山高校の吹奏学部の大ファンでした。
その結果、智弁和歌山高校の野球自体も応援するようになり、それが智弁和歌山関係者の耳に入り、交流が始まったそうです。
それが縁でイチローさんは神戸の仲間とKOBE CHIBENという草野球チームを作り、智弁和歌山の職員たちとほっともっと神戸で試合もするほどに。
ちなみにKOBE CHIBENは智弁学園に敬意を示す為に、漢字の智弁や智辯ではなくアルファベット文字になっています。
そんなイチローさんはアマチュア指導資格を取って、実際にアマチュアの指導をしてみたいとちょうど思っていたタイミングで智弁和歌山からオファーがあり、オフに滞在する神戸から和歌山まで3日間指導を行ったようです。
イチローさんらしく1日目はまず選手を見ることから始めて、練習には一切口を出さず、聞かれたことに答える指導でしたが、2日目、3日目は1日目に見て感じたことを選手たちに伝え、自らも選手に声を掛け、球児たちはめちゃくちゃ感激していた様子でした。
イチローさんは見てるから!ちゃんとやってよ!ありがとう!と関西弁で選手たちに言っていたので、今回の夏の甲子園の智弁和歌山の活躍もアメリカから間違いなく見ていると思います。
※追記
実際にイチローさんはアメリカから智辯和歌山の甲子園の活躍を見てたようで、以下のようなコメントを出されていました。
初めて智弁和歌山高校のグラウンドを訪れたとき、本気で日本一を目指しているチームだと感じました。そのために厳しい練習を重ね、悔しい思いもしてきたと思います。選抜に出場できなかったどん底から頂点まではい上がってきたこと、なんとなくではなく本気で目指していた日本一になったこと、そして野球の面白さを改めて教えてくれたこと、見事でした。おめでとう。
イチローと智弁和歌山の関係まとめ
- 元々はイチローさんが智弁和歌山の吹奏楽部の応援の大ファンでそれきっかけで智弁和歌山の高校野球も応援するようになり、関係者の耳に入り交流が始まった
- 神戸の仲間とKOBE CHIBENという草野球チームを作り、オフには智辯和歌山の職員で結成された草野球チームと対戦するほど
- イチローさんがアマチュア指導資格を取り、ちょうど高校球児の指導をしてみたいと思っていたタイミングで智弁和歌山からオファーがあり、滞在先の神戸から和歌山まで3日間直接指導を行った
イチローさんと智弁和歌山の関係についてまとめるとこのようになりました。
今年の夏の甲子園で智弁和歌山が優勝するとまず間違いなくイチローさんからの祝福メッセージが届くでしょうし、メディアでも放送されると思います!
そういう意味でも特にイチローファンのあなたは智弁和歌山を応援してあげて下さい!