ソフトバンクホークスは昨年大竹耕太郎投手を現役ドラフトに出し、阪神タイガースに指名されて、シーズン通して先発ローテーションを守り、12勝2敗、防御率2.26という好成績を収め、阪神の18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりに日本一にも多大な貢献をしました。
そういう意味でも他球団からホークスが出す現役ドラフトの選手は今年最も注目されると言っても過言ではありません。
今年ソフトバンクホークスは誰を現役ドラフトに出すのか?予想してみました。
ソフトバンクホークス現役ドラフト候補2023予想
砂川リチャード(24)
育成あがりで期待は高いが伸び悩んでしまっている。
しかしファームではウエスタンリーグのホームラン記録を大きく更新する29本塁打を放つなど、4年連続ホームランを獲得して圧倒的な成績。
さらに打点王も複数回獲得するなど勝負強さもある。
一軍では2021年に7本ホームランを打ってからは伸び悩んでしまった。しかし環境をかえれば覚醒する可能性は大いにありそうで獲りたい球団は多そうだ。
さらにソフトバンクのサードは栗原がいて、さらにドラフト1位ではいって3年たった井上を使いたいチーム事情から現役ドラフト筆頭候補。
泉圭輔(26)
昨年まで3年連続30試合以上の登板があるなど中継ぎとしての実績は申し分ないが、登板過多の影響もあってか調子を落としてしまい、2023年シーズンは僅か3試合の登板に終わった。
ファームでは46試合に登板しているため体調等問題は無いと思われるが、ソフトバンクの中継ぎ陣は層が厚く、一軍にくい込んでいくのはなかなか厳しい状況であると考える。
中継ぎの層が薄い他球団であれば、働きは十分期待できることから現役ドラフトの候補。
椎野新(28)
プロ2年目の時期に活躍していたがそれ以降あまり活躍する機会はなく、特にホークスは球速を気にする球団なので長身の割に剛速球ではなく、活躍場面が少なかったと予想される
現在のホークス中継ぎ陣を見れば、来季も椎野新投手にチャンスは少ないと思われ、他球団では、阪神の大竹選手のように活躍する機会がある選手だと思うので現役ドラフトにかかる可能性は高い。
武田翔太(30)
2012年~2021年の10年間は170試合以上先発で登板し活躍していたものの、今年は29試合に登板し、2試合が先発で、残りは中継ぎ投手として登板。
年齢は30歳で、まだまだ先発としても中継ぎ投手としても活躍でき、奪三振率も7点台と相変わらず良い状況。
先発、中継ぎ、いずれも対応できる武田翔太選手は投手力が弱いチームにとって、とても魅力があり、現役ドラフトの候補。
川瀬晃(26)
ホークスではセカンド、ショートでの守備堅めでの起用が多く、バントも非常に上手い選手。
強肩で内野手としての送球も安定し、内野ならどこでも守れるユーティリティプレイヤー。
ホークスでは三森、今宮、井上、栗原、野村らライバルが多く川瀬の出番は少ないものの、他球団なら最も出場機会が増えると予想されるので現役ドラフト候補の1人。
野村勇(26)
2021年のドラフト4位で入団したばかりの選手だが、昨年は新人ながら203打席に立ち10本塁打を打ち、長打力が魅力。
今年度は50試合に出場し、3本塁打だったが、現役ドラフトでDENAから移籍した中日ドラゴンズで今年ブレイクした細川選手のように出場機会さえ増えれば、ホームランを20本以上打つ力がある選手。
年齢も26歳とまだ若いので、長打力を持つ内野手が必要なチームにとっては非常に魅力溢れる選手の1人。
ソフトバンクホークス現役ドラフト候補2023予想まとめ
- ホークスは昨年大竹投手を現役ドラフトで放出し、阪神では先発ローテーションに入り、12勝2敗と38年ぶりの日本一に貢献する等大活躍したので、他球団からホークスの現役ドラフトは注目度NO.1。
- 野手ではファームではホームラン王、打点王を獲得するも1軍ではなかなか出番のない砂川リチャード、昨シーズン2ケタ本塁打を達成した野村勇など現役ドラフト候補
- ピッチャーでは、先発も中継ぎも出来る武田翔太、大竹投手のようなタイプの椎野新、中継ぎとして十分な実績がある泉圭輔など現役ドラフト候補
以上、福岡ソフトバンクホークスの現役ドラフト候補の選手をまとめました。
あくまで個人的な主観も含まれているので参考程度にしてください。