今シーズンは8月までは順調に首位争いをしていたものの、9月に歴史的大失速しクライマックスシリーズ進出すらも逃してしまった広島東洋カープ。
新井監督、藤井ヘッドコーチ体制になり、来シーズンは勝負の3年目となることから、来季に向けてしっかりとチーム状態を建て直し再起を図りたいところ。
そんな広島カープですが、いったい誰を現役ドラフトに出すのでしょうか?
広島カープ現役ドラフト候補2024予想
ケムナ誠(29)
7年目の中継ぎ右腕で2020年からは3年連続40試合登板と活躍していたが、ここ2年は出番が限られ、今シーズンは5月末から姿を消し、わずか5試合の登板に終わってしまいました。
カープの中継ぎは、島内や森浦をはじめ豊富であるので、来シーズンもケムナの出場機会は少なくなると推測。
ファームでの成績は13.2イニング投げて防御率1.32とほぼ打たれておらず、中継ぎが不足している他球団ならケムナは戦力になると考えられるので、現役ドラフト入りするのではと考えました。
遠藤淳志(25)
若手投手の台頭により昨年から出場機会が大幅に減少し、今シーズンは中継ぎで2試合1イニングずつしか投げておらず、カープでは戦力構想外になりかけているのが現状。
ポテンシャルの高い投手で、身長184㎝から投げるストレート、カーブ、スライダー、フォークが決まると、相手打者はそう簡単には打てないです。
先発、中継ぎ、セットアッパーとある程度こなすことが出来る投手で、なおかつまだ25歳と若く、投手陣が手薄な球団なら出場機会は大幅に増えると思われます。
高橋昂也(26)
8年目の大型左腕である。2021年には15試合に先発し、その後の飛躍が期待されたが、その後は、3年間で中継ぎでの1試合の登板におわってしまいました。
しかし、ファームで今シーズンはリリーフに転向し、32試合に登板して、防御率3.19と持ち直すことができ、潜在能力はすごいものがあるので、環境をかえたらまだまだ活躍できそうです。
左腕が不足しているチームなら左の180センチオーバーの選手はそういないので、制球力さえ身に付けば、先発でもワンポイントリリーフでも使える可能性もあり、現役ドラフトで新天地での活躍に期待したいところ。
中村奨成(25)
地元広陵高校出身のドラフト1位選手として期待を背負って入団した選手ながら、現在まで一軍で成績を残すことは出来ておらず、出場試合数も今シーズンも30試合となってしまいました。
週刊誌で定期的に女性とのトラブルが報じられるなど、私生活でも問題を引き起こしているという状況になっており、本人の為にも環境を変える為にも現役ドラフトに出すのでは?と噂されている。
ファームでは打率278を記録するなど可能性を見せているので、環境を変えて、野球に打ち込めば、まだまだ成長が見込める選手。
広島カープ現役ドラフト候補2024予想まとめ
- カープは投手陣の戦力層は厚いので、他球団なら十分戦力になるケムナ誠、遠藤淳志、高橋昂也などカープではなかなか出場機会のないこれらの投手は現役ドラフトになる可能性がある
- 私生活でトラブルが報じられている中村奨成もこのままだと能力を発揮できないことから環境を変える為にも現役ドラフトの可能性がある
以上、広島東洋カープの現役ドラフトの可能性のある選手を予想してみました。
カープは新外国人選手を補強したものの、FAやトレードなどで大きな補強はしていないことから、現役ドラフトでは長打力のある打てる野手を指名するのではないか?と予想します。
ドラゴンズの細川選手のような野手が取れれば最高ですが、今年の現役ドラフトでどうなるのか注目したいところです。