ヤクルトスワローズが今年は昨年に引き続き、中日ドラゴンズと最下位争いをしています。
首位の巨人、2位の阪神のみならず、広島カープや横浜Denaベイスターズとも大きく差を引き離されており、来期大幅に戦力を入れ替えないことにはヤクルトの復活は厳しいでしょう。
そこで今年ヤクルトスワローズで戦力外になる選手を予想してみました。
ヤクルトスワローズ戦力外候補予想2024-2025
嘉弥真新也(35)
今年で35歳という年齢、移籍組だということ、今シーズンの成績、この3つを踏まえて、チームに残ることは厳しいと思います。
今シーズンの投球内容を見る限り、1イニングをしっかりと抑えることは難しくなっており、7月10日を最後に1軍での登板もないため、戦力外になることは濃厚と見て良いはずです。
ワンポイントに特化すれば、まだ活躍できる可能性もあるかもしれませんが、ホークスにいた時から数字以上に不安定な投球が多かったのは事実なので、来シーズンの契約は難しいと思います。
西田明央(32)
パンチ力のある長打が魅力の選手で、プロ通算17本塁打を実績を持ち、小川投手のノーヒットノーランを導くなど、かつてはそこそこ一軍でも活躍していた選手だが、この2~3年は今一つで、今シーズンは1軍の出場試合数はわずか24試合で、打率も1割台と低迷。
持ち前の打力が落ち、ファームでも打率2割6分台、ホームラン0本と打力の低下が顕著状況。
中村、古賀と比較しても1軍正捕手の壁は厚く、年齢的にも危うい立場です。
今シーズン途中に橋本星哉捕手を支配下登録、中川拓真捕手を獲得するなど、若手捕手への切り替えの姿勢が見られます。
来シーズンも出場見込みが薄いと思われる為、戦力外が濃厚。
三ツ俣大樹(32)
オリックス、中日を経てヤクルトに加入した選手で、主にバント要員や守備固めとしてベンチを支える貴重な戦力でした。しかし今季は1軍での出番がなく、2軍でも打率2割台前半と結果を残せていません。
スワローズは野手の人材に関しては豊富なこと、ドラフトで新しい選手が入団するため、誰かは退団して入れ替えを実施しなければいけないこと、今年で32歳という三ツ俣選手の年齢、生え抜きの選手ではないということを考えると、野手の戦力外の真っ先の候補になってしまうと思います。
便利屋として、試合出場機会は少なくてもベンチには入れておきたい選手にも関わらず、ここまで2軍暮らしが続くとなると、チームの方針的にも厳しい感じがします。
山崎晃太郎(31)
2020年から3年連続100試合以上に出場した実績がありますが、今シーズン大幅に出場機会を減らしています。
昨シーズンの怪我の影響が残っているのか、今シーズン、本来の力を発揮しているようには見えません。
スワローズは野手の人材は豊富で外野手に関してもベストメンバーが揃っていれば、層は非常に厚いです。
しかし、ドラフトで選手を獲得するために人員整理は必要となり、誰がその対象になるかを考えた時、年齢・今シーズンの1軍での出場機会、怪我からどれだけ本来の状態に戻っているかが不透明な点を考えると、外野手で真っ先に人員整理の対象になってしまうと思います。
原樹理(31)
2022年には自己最高の8勝をあげて優勝に貢献したが、昨年は怪我もあり1軍登板がなく、今シーズンは怪我もないのにも、ここまで中継ぎでの1試合の登板にとどまっています。
ファームでも、防御率3.44とあまり結果を残せていないです。
若い時と比べて球威が落ちてきていて、コントロールもそこまでいいわけではないので、なかなか抑えるのが厳しくなっており、ベテラン右腕では、高梨や星や小川が頑張っているので、原の来シーズンの出番はますます減りそうな予感。
今季で31歳という年齢を考えても戦力外になる可能性は高いと言えるでしょう。
尾仲祐弥(29)
DeNA、阪神と渡り歩き、昨シーズンからヤクルト入りした苦労人ではあるが、ローテーションの谷間の先発などチャンスは与えられたものの際立った活躍ができず。
投球にもアピールポイントが少なく、これと言って特徴がない印象。
中継ぎで登板し先頭打者に四球・・といったファンをがっかりさせるような投球も目立っており、年齢的にも残留させるメリットがあまりないように思われます。
移籍組なので首を切られる確率は他の選手に比べて高いです。
ヤクルトスワローズ戦力外候補予想2023-2024まとめ
- 2年連続最下位争いをしている現状から安定していないピッチャーを中心に戦力外になっていくと予想
- 若手選手の台頭により、結果が思うように残せていない30歳前後の選手や他球団から移籍組で結果を残せていない選手は今年で戦力外になる可能性が高い
以上、ヤクルトスワローズの戦力外候補の選手についてまとめるとこのようになりました。
あくまで個人的な予想なので参考程度にしてください。
ヤクルトはピッチャーさえしっかりと補強出来れば、来シーズンは楽しみになると思うので、来年の巻き返しに期待したいです。