シーズンも終盤戦となり、広島東洋カープは現在2位でクライマックスシリーズ進出はほぼ確実ではありますが、世代交代の時期も重なって来シーズンに向けて選手も大幅に入れ替えて、整理することが考えられます。
そこで、広島カープの戦力外候補の選手をまとめたいと思います。
広島カープ戦力外候補予想2024-2025一覧
野村祐輔(35)
2016年には16勝をあげて最多勝を獲得した野村だが、ここ4年で3勝と近年は結果を残せておらず、今シーズンもここまで2試合の登板にとどまっている。
二軍でも16試合に登板して防御率3.33と平凡な成績しか残せていない。
コントロールはまだ健在であるが、球威があきらかに落ちてきていている。
広島カープは九里大瀬良森下など先発投手がとても豊富であるので、野村の出番はなかなかないと思われる。35歳という年齢を考えても戦力外の可能性が高いだろう。
高橋昂也(25)
高卒7年目25歳の左腕投手であり、年齢的にはまだ若手だが、3年連続1軍出場が0で、ファームでも27試合に登板するも防御率3.71と低迷。
ファーボールで自滅するケースが多く、制球力に難があり、高卒5年目、7年目は昔から戦力外になりやすいことから、そろそろ戦力外になる可能性は高い。
戸根千明(31)
2022年に行われた現役ドラフトで巨人から加入した選手。
今シーズン一軍登板なし。昨季も24試合登板したが防御率4.64で活躍できたとは言い難い。
カープの左の中継ぎ投手は森翔平、塹江敦哉、森浦大輔に加え外国人のハーンと充実。さらに先発候補としていたが現在中継ぎをしている黒原もいる。
左の中継ぎでは入団間もない選手を除けば6番手となっているのが現状で、二軍での登板回数も14回あまりで防御率は10.43となっている。
年齢的にも今シーズンいっぱいで戦力外になる可能性は高い。
内間拓馬(25)
昨年行われた現役ドラフトで東北楽天から加入した投手。今年プロ4年目のまだ若い投手でだが、ここまでプロでは目立った活躍を残せていないのが現状。
投手陣が手薄な東北楽天でもチャンスをつかめなかった中での現役ドラフトだったので、去年の時点で見方を変えると戦力外のような評価を受けていたと言っても過言ではない。
広島に加入した今季も一軍での登板はなく、二軍では最低限の役割を果たしてはいるものの、移籍組という点もあり、今年で戦力外となる可能性は高い。
磯村嘉孝(32)
14年目のベテラン捕手で昨年は出場は24試合と少なかったが、第3捕手として一軍に帯同してチームを支えた。
しかし、今シーズンは若手の台頭もあり、ここまで一軍での出場はない。
二軍では33試合に出場して打率.274とそこそこの結果を残せていて、堅実な守備には安定感がある。
しかし、広島のキャッチャーは坂倉という絶対的なレギュラーがいて、さらにベテラン會澤に今季ブレークした石原と層があついので、磯村の出番は限られてくるだろう。
年齢を考えても戦力外になる可能性は高そうだ。
松山竜平(39)
左の切り札として一軍に帯同しているものの、今シーズンは打率188、1本と年々確実性が下がっており広島三連覇あたりの活躍した姿は全くない。
広島では貴重な長距離砲として打力を買われているが、今では末包がいることで松山の存在感は日に日に陰りを見せている。
外野を見ても秋山や野間など守れて俊足巧打の選手がレギュラーのためスタメンは厳しい
3割前後を狙えて長打も期待できていた全盛期を考えれば昨今の成績はかなり寂しい状況で、戦力外になってもおかしくはない。
広島カープ戦力外候補予想2024-2025まとめ
- 広島カープは新井監督新体制の下、今シーズンも優勝争いをし、躍進しているが、その一方でチームの世代交代が進んでおり、1軍試合出場がほとんどない選手を中心に選手の解雇や補強が行われると予想。
- 1軍でまったく出番のない高橋昂也、ベテラン野村祐輔、磯村嘉孝、松山竜平、他球団から移籍組の戸根千明、内間拓馬などが戦力外の可能性がある
以上、広島東洋カープの戦力外選手の予想についてまとめるとこのようになりました。
あくまで私の私見なので参考程度にしてください。