星野仙一巨人監督就任の噂は本当にあった？

中日ドラゴンズ、阪神タイガース、東北楽天イーグルスと3球団でリーグ優勝を果たし、楽天では日本一まで達成した名監督故・星野仙一氏。

阪神タイガースの監督を2003年の優勝とともに自身の体調面から監督を退任し、阪神のSDとして楽天イーグルスの監督になるまで在籍していました。

実は、その間に星野さんは巨人監督就任の噂があったそうなのですが、本当なのでしょうか？

星野仙一巨人監督就任の噂は本当にあった？

結論から言うと、星野さんが東北楽天イーグルスの監督に就任する以前の阪神SD在籍時に非公式ながら巨人の監督のオファーはあったと言われています。

時期でいうと、巨人が4年連続優勝を逃し、珍しく2年連続Bクラスと低迷していた2006年オフ頃、巨人の球団関係者が星野監督と頻繁に接触していたとのこと。

なんと年俸は1年10億円を提示されたという話も。

菅野投手や田中マー君よりも上の破格の条件だったという話でそれぐらい当時のジャイアンツは人気面・興行面において苦しかったという話です。

星野仙一氏自身もやる気はあったものの、巨人はOB以外は監督に就任していないという歴史や巨人のOBによる反対、阪神タイガースファンに対する思い等もあり、星野氏自ら
巨人監督就任の話を断ったということです。

ナベツネ会長も星野氏の手腕を非常に買っており、巨人戦の視聴率の低下、スポンサーの減少とスター選手の減少など当時巨人の人気もかなり下降していた頃だったので、星野読売ジャイアンツの構想は具体的に話も進んでいたそうです。

残念ながら星野仙一巨人監督は実現なりませんでしたが、話自体はあったということで間違いないようです。

阪神ファンの人は複雑かもしれないですが、日本のプロ野球全体のことを考えると、
星野仙一巨人監督はそれはそれで盛り上がったんじゃないかなと思います。