一昨年、昨年とセ・リーグ2連覇を達成したものの、昨シーズンは5位と低迷してしまったヤクルトスワローズ。
FAで横浜DeNAベイスターズの石田健太選手を獲得表明したり、楽天を戦力外になった西川遥輝選手と、ソフトバンク戦力外になった嘉弥真新也を獲得することが決定しているものの、来季首位奪回に向けて、現役ドラフトで優秀な選手を獲得する必要はある。
優秀な選手を獲得しようと思ったら、それなりの選手を出さなければいけないが、今年ヤクルトは誰を現役ドラフトに出すのか?予想してみました。
ヤクルトスワローズ現役ドラフト候補2023予想
西田明央(31)
第2の捕手として捕手陣を支えた時期もあったが、ここ数年は古賀や内山などの若手に押され気味ですっかり存在感がなくなった。
二軍でも際立った成績を残せず、今年のドラフト会議でも高卒の捕手を獲得していることから整理対象と思われる。
ただ、地力が衰えたわけではなく、捕手の欲しいチームはあるだろうから、現役ドラフトにかける価値は大いにある。
原樹理(30)
入団してから次期エース格として期待されたものの、中々ファンを納得させる結果を残せず、不甲斐ない成績に終わってしまっている選手の1人。
22年も8勝を上げて、優勝に貢献したものの、今年は一軍で1登板もできずシーズンを終えた。
ドラフトで西館投手、松本投手と右の即戦力投手を取った為、来季ますます出番が少なくなりそうだが、他球団で環境を変えたら、殻を破る可能性があるため、移籍後に活躍する可能性は十分ある。
尾中祐哉(28)
横浜に入団してから大和のFAの保証で阪神に移籍して昨秋戦力外となり、今年からヤクルトに移籍した選手。
主に中継ぎで登板して、4月に1試合だけピーターズの代わりとして緊急で先発を任せされたものの、トータルで11登板に終わり1軍には定着できなかった。
2軍では26試合に投げて防御率2.67と一定の成績は残した。タイプとしては中継ぎのビハインドを任されるようなポジションということで人気は出なさそうだが、来季、奮起を期待したい選手の1人。
太田賢吾(26)
昨年、オリックスに渡邉大樹が放出されたが、今年も野手である太田賢吾が筆頭候補である。
22年シーズン37試合ながら打率.271を記録して飛躍のシーズンとなったが、一転今年は打率.195に下げるなどアピールが出来なかった。
同タイプの宮本丈も例年に比べると不調であったため、成績次第では1軍の代打要員を狙えた。
来シーズン27歳で年齢的にも若く、候補の中では内外野ともに複数ポジションを守れて、
1軍の実績もあるので需要はあるはず。
金久保優斗(24)
一時期は次世代の先発投手候補として一軍でも起用されていたが怪我も、怪我もあってここ1,2年は出番が限られている。
今シーズンも、一軍でまずまずの投球を見せながらもすぐに再び二軍へ落されるなど、首脳陣の信用を取り戻すには至っていない。
ただ、潜在能力はあり、他のチームでチャンスさえあれば活躍できる可能性はあると思われる。
年齢的にもまだまだ若手の部類であり、伸びしろも十分にあることから、他のチームで成長する可能性は十分にあり得る。
ヤクルトスワローズ現役ドラフト候補2023予想まとめ
- ドラフトで西館投手、松本投手と右の即戦力投手を取った為、潜在能力はあるものの、来季ヤクルトでは出番がなくなりそうな原樹理、金久保優斗選手など現役ドラフト候補
- 第2捕手としてまだまだ使える西田明央、内野でも外野でも守れるユーティリティープレイヤーの太田賢吾選手なども現役ドラフト候補
以上、東京ヤクルトスワローズの現役ドラフト候補の選手をまとめました。