読売ジャイアンツのエースで野球解説者としても知らない人はいないぐらい有名な江川卓さんですが、現役引退後1度もユニフォームを着たことがありません。
江川さんほど現役時代の実績があれば、巨人の監督やヘッドコーチ、さらには1軍投手コーチなどオファーがあってもおかしくないと思うのですが、いったいなぜ江川さんは監督になれないのでしょうか?
江川卓が監督になれない理由はなぜ?コーチは拒否?
江川さんの時代は今と違って、地上波でゴールデンの全国ネットで巨人戦が中継されていており、1試合200万とかのギャラがあったと言われています。他にもスポーツ番組のキャスターを長年レギュラーで務めていたので、年収3億、4億と野球評論家活動で稼いでいたと思います。
プロ野球のコーチの年俸は、巨人であっても3000万から5000万ぐらいなので、現解説者としてテレビに出ていた方が稼げるので、コーチとして現場に戻るのはなかなか難しかったんじゃないかなと思います。
1度だけ当時監督であった中畑清さんからのオファーでベイスターズの臨時投手コーチを務めたことがあるぐらいです。
巨人の監督のオファーとなると、さすがに江川さんも喜んで受けると思いますが、江川さんはドラフトの時にゴタゴタがあって、1度阪神タイガースに入団してからトレードで巨人に移籍したという異例の処置がとられたこともあって、その影響で監督になれないという意見もあります。
もう何十年も経っていることなので、さすがにもう時効かと思いますが、今まではその影響もあって監督やコーチになれなかったんじゃないかという話。
他に、これは週刊誌に書いてあった情報なので本当のことなのかどうか分かりませんが、江川さんが現役引退後に手掛けたビジネスがバブル崩壊やリーマンショックの影響で大失敗し、莫大な借金を抱えてしまったので、現場復帰どころではなくなったという話もあります。
先ほども言ったように、現場復帰するよりも野球解説者や評論家としてテレビに出ていた方が何倍も稼げるので、今まで巨人のユニフォームに袖を通すことはなかったんじゃないかなと予想します。
同じ理由で阪神の掛布さんも阪神の2軍監督にこそなりましたが、1軍監督になれないのは事業失敗による莫大な借金が原因だと言われています。
江川卓が監督になれない理由はなぜ?まとめ
- 現役引退後に手掛けたビジネスがバブル崩壊やリーマンショック等の影響により大失敗し、莫大な借金を抱えてしまった為、現場復帰どころではなくなった
- 江川さんのように人気のあるプロ野球解説者の場合、評論家としてテレビに出ていた方が巨人の監督やコーチをするよりも何倍も稼げるから
これらの理由で江川さんは今まで監督やコーチにならなかったと思います。
ファンとしては江川監督、江川ヘッドコーチを見たいものですが、こういう事情からなかなか難しそうですね。
江川さんは年齢的にも現場復帰するのは最後のチャンスだと思うので、もし巨人からオファーがあれば今度はユニフォームに袖を通して欲しいと思います。