ドラゴンズは昨年DeNAから細川を現役ドラフトで獲得し、貧打と言われる打線の中でチーム最多の24本塁打を放つなど活躍しました。
中日は近年トレードは積極的に行うものの、FAなどには参戦せず、外国人選手も昔のような活躍は期待できないので、この現役ドラフトでいい補強出来るかどうかで大分来シーズン変わってくると思います。
そんな中日ドラゴンズですが、今年現役ドラフトの候補になっている選手はどんな選手がいるのでしょうか?
中日ドラゴンズ現役ドラフト候補2023予想
高橋周平(29)
2019年はベストナイン賞やゴールデングラブ賞を獲得し、2020年には3割を打つなど活躍していましたが、今シーズンは86試合の出場で、石川昂弥選手がサードで出場し、出場機会が激減。
終盤守備固めで高橋選手に交代する場面がかなり多く、首脳陣としても高橋選手の出場機会を増やすことをあまり率先しているようには感じられないのが現状。
まだ29歳と若く、サードの守備はとても上手なことに加え、出場機会さえ増えればまだまだ他球団なら活躍出来るはずなので、現役ドラフト候補と予想しました。
森博人(25)
昨季30登板を果たし、シーズン途中には14試合連続無失点を記録するなど力のある投手。手元で変化するボールで打ち取るスタイルが魅力だが今季は1軍での登板はなく2軍でも防御率5.73と悔しい結果となった。
中日の中継ぎ陣は実績豊富で頭数も多いが、他球団なら中継ぎは不足してるチームが多いので、昨年の実績やまだ25歳という年齢や伸びしろを考えると欲しい球団は多くあると思います。
鈴木博志(26)
2017年のドラフト1位の選手で、ルーキーイヤーでは53試合を登板するなど中継ぎとして活躍。
今年は松山晋也選手を始め、他の中継ぎ投手の活躍のため、9試合のみの出場となり、出場機会が減少しています。
とはいえ、150キロを超える鈴木博志選手のストレートには大変魅力的で、年齢も26歳と若いので、環境を変えればもしかしたら覚醒するかもしれないです。
石垣雅海(25)
パンチ力ある打撃が魅力ですが、1軍でその力を発揮することはできていません。
ファームでは66試合に出場して打率2割8分4厘。4本の本塁打も放ち、一定の成績を残しています。
二塁、三塁、遊撃と内野の複数ポジションを守ることができ、中日では出番が見込めませんが、現役ドラフトに出すと人気を集めそうな選手です。
溝脇隼人(29)
昨シーズンに一軍87試合出場と自己最多を記録し、レギュラー定着を期待されましたが、今シーズンは59試合で打率.175に沈みました。
守備も期待でき、複数ポジションを守れることからも他球団にいけば十分に通用するチャンスはあると思われます。
左の代打としても使える選手なので、他球団なら活躍の場はあると思われます。
梅津晃大(27)
福谷浩司(32)
中日には小笠原慎之介選手、高橋宏斗選手、柳裕也選手など安定感がある投手も居るので、
出場する機会が少ないものの、11試合に先発として登板し、3勝上げました。
また、2014年~2018年の5年間は25試合以上登板し、中継ぎとして活躍しており、先発も中継ぎも出来る器用な投手。
投手陣の戦力が薄い球団なら先発も中継ぎも出来る福谷投手は大変魅力的で他球団なら活躍出来る可能性がある。
梅津晃大(27)
2020年に肘を壊し、2022年に肘の再建手術を受け、2023年813日ぶりに1軍復帰し自己最速155㎞を記録し、5回を2安打、自責点0で完全復活を果たしました。
1軍通算7勝6敗、防御率2.58と安定している投手でなおかつ年俸950万円と安価。
ドラゴンズは投手陣が揃っているので出番が少ないものの、中継ぎを求める球団があれば、来シーズン以降一気に出番が増えそうです。
中日ドラゴンズ現役ドラフト候補2023予想まとめ
- ドラゴンズはトレードは積極的に行っているもの、FAなどには参戦しない傾向にあり、現役ドラフトで昨年細川を獲得出来たことから、いい選手を出すと予想
- 石川の台頭によって出番が激減した高橋周平選手、昨年14試合連続無失点を記録するなど中継ぎとして活躍した森博人投手、150キロを超えるストレ―トが魅力の鈴木博志投手など現役ドラフトの可能性が高い
以上、中日ドラゴンズの現役ドラフト候補の選手を数名予想しました。
今年現役ドラフトで成功したのは阪神の大竹と中日の細川だけなので、プロ野球界を活性化させる意味でも、現役ドラフトでいい選手を出して、いい選手を今年も補強して欲しいなと思います。