新井監督、藤井ヘッドコーチ体制になり1年目から2位に躍進した広島東洋カープ。
床田、森下、九里、大瀬良と先発ローテも確立されていながら、今年ドラフト1位で青学大の常廣投手を獲得する等投手陣が充実しています。
そういう意味で現役ドラフトでは出番が少なくなってしまった投手を出すんじゃないかと多方面で言われていますが、いったい誰を現役ドラフトに出すのでしょうか?
広島カープ現役ドラフト候補2023予想
中村祐太(28)
広島の投手陣の層の厚さから1軍での出番が大幅に減少し、今シーズンはわずか5試合のみの登板。ファームでは28試合に登板し、防御率1.08と安定しており、環境を変えれば他球団で大化けする可能性を秘めている。
まだ28歳と若く、先発でも中継ぎでもロングリリーフでも使える投手なので、現役ドラフトに出す可能性がある。
塹江敦哉(26)
今年は島内投手や大道投手など、リリーフ陣に飛躍が見られ、逆に言えば今年出番を奪われたリリーフ投手は現役ドラフトの対象になりやすいといえます。
塹江投手は2020.21年は50試合前後登板しリリーフとして大車輪の活躍を見せましたが、去年は26試合、今年に至っては8試合の登板に終わり、戦力的にあぶれてしまったといえる。
過去の実績も他球団は把握しているはずなので、リリーフ陣が不足している球団なら即戦力として使える投手でまだ26歳と若いので、名簿に名前が載れば獲得を希望する球団は多数あると思われる。
高橋昂也(25)
今年、カープは高と滝田と大卒ドラフト左腕2人獲得し、来シーズン以降ますます出番が少なくなりそうな投手だが、左腕が不足しているチームなら左の180センチオーバーの選手はそういないので、制球力さえ身に付けば、先発でもワンポイントリリーフでも使える可能性がある。
まだ25歳とこれから油がのってくる年齢でもあるので、新天地での活躍に期待したい。
遠藤淳志(24)
若手投手の台頭により今年出場機会が大幅に減少し、登板数は8試合、1勝5敗で終わった。
ポテンシャルの高い投手で、身長184㎝から投げるストレート、カーブ、スライダー、フォークが決まると、オリックスの山本由伸投手のように完全に波に乗っていく。
先発、中継ぎ、セットアッパーとある程度こなすことが出来る投手で、なおかつまだ24歳と若く、投手陣が手薄な球団なら出場機会は大幅に増えると思われる。
中村奨成(24)
地元広陵高校出身のドラフト1位選手として期待を背負って入団した選手ながら、現在まで一軍で成績を残すことは出来ておらず、出場試合数も2021年の39試合がキャリアハイという状況。
週刊誌で定期的に女性とのトラブルが報じられるなど、私生活でも問題を引き起こしているという状況になっており、本人の為にも環境を変える為にも現役ドラフトに出すのでは?と噂されている。
ファームでは打率.323を記録するなど可能性を見せているので、環境を変えて、野球に打ち込めば、まだまだ成長が見込める選手。
羽月隆太郎(23)
高卒5年目の選手でまだ23歳と若いながら、上本選手や小園選手などがいる為、カープではなかなか出番が少ない状況。
足のスペシャリストとして彼の魅力を発揮するには、似た選手がいないチームに移籍することが一番の近道といえる。
広島カープ現役ドラフト候補2023予想まとめ
- カープは床田、森下、九里、大瀬良と先発ローテも確立されていながら、今年ドラフト1位で青学大の常廣投手を獲得し、左腕の投手も2人獲得。カープは投手陣が充実しており、投手陣を現役ドラフトに出すのではないか?と予想
- 中村佑太、塹江、高橋、遠藤などまだ20代で投手陣が充実したカープでは出番が少ないが他球団なら化ける可能性がある投手は現役ドラフト候補の可能性が高い
- 私生活でトラブルが報じられている中村奨成もこのままだと能力を発揮できないことから環境を変える為にも現役ドラフトの可能性がある
以上、広島東洋カープの現役ドラフトの可能性のある選手を予想してみました。