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梅野と坂本の2024年勝率は?どっちがいいか比較!

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阪神タイガースでは現在才木、西勇輝、ビーズリー、高橋遥人は梅野と組ませており、村上、大竹、伊藤将司、青柳は坂本と組ませ、併用しています。

昨年は梅野選手が故障した為、シーズン後半はずっと坂本選手を使っていました。

今年は坂本誠志郎選手が勝率が悪く、2軍に降格するなど梅野選手メインに使っています。

そこで梅野と坂本ではどっちがいいのか?色々な面において比較してみました。

梅野と坂本2024年勝率比較!どっちがいい?リードや防御率など比較!

梅野と坂本で比較すると、ざっくり以下のように違います。

2024年勝率(※9月10日現在)

  • 梅野 44勝27敗2分 勝率578
  • 坂本 21勝31敗4分 勝率375

梅野選手が貯金17作っているのに対し、坂本選手は借金10を作っています。

坂本の配球の癖が他球団に徹底的に研究されていて今年は調子を崩していると言われていますが、それ以上にピッチャーの調子によるものの方が大きいように感じます。

細かい部分を比較してみると、

  1. 打撃 坂本≧梅野(※長打力 梅野>坂本
  2. キャッチング 梅野>坂本
  3. ブロッキング 梅野>坂本
  4.  梅野≧坂本
  5. 配球 坂本>梅野

梅野の打撃が酷評されていますが、坂本も打撃に関しては元々そこまで期待されておらず、長打がたまにあるという点では梅野の方が若干坂本よりも上なので、岡田監督は梅野をメインに起用しているのかもしれません。

それからキャッチングにおいては梅野はパスボールが少なく、体でしっかりとボールを止めてくれるので、坂本よりも断然上手いです。

坂本はフォークやスプリットなど落ちる球を捕り損ねて、後ろに逸らしてしまう時があります。

肩も梅野の方が強いので盗塁を刺すのが坂本よりも上手いです。

ただ、梅野はピッチャーの1番いいボールを軸にリードを組み立てるので調子がいい時はそれでも抑えられますが、調子が悪い時には配球面やリードが単調になりやすく、バッターに配球を読まれてガツンと打たれて点を取られるケースが目立ちます。

一方で坂本はリード面が秀逸でピッチャーのその日の調子に合わせて、球種やコースを決めるので配球を読まれにくいというメリットがあります。

さらに坂本は強気の攻めでインサイドをどんどん攻める傾向にあり、梅野は無難な配球をする傾向があるので、バッターからしたら嫌なのは坂本捕手なんじゃないかと思います。

矢野監督曰く、坂本のリードは自分にはない部分で強気にどんどん攻めてくれるので、梅野よりも坂本を評価しており、解説席から見ていてもやはりそれは感じるそうです。

阪神梅野と坂本比較まとめ

  1. 梅野が2024年9月10日現在勝率578、貯金17に対し、坂本は勝率375、借金10となっている
  2. キャッチングは圧倒的に梅野が上手く、パスボールの確立が低い
  3. 肩も梅野の方がやや強く、盗塁阻止率が高い
  4. 打撃は長打力は梅野の方がややあるものの、坂本と現状そこまで変わらない
  5. 梅野はピッチャーの1番いいボールを軸にリードする為、配球が読まれやすい
  6. 坂本は配球やリードが上手くピッチャーのその日の調子に合わせて球種やコースを決められるが、梅野は配球が単調で打者に読まれやすく打たれやすい
  7. 坂本は厳しいインコースのボールをどんどん要求するものの、梅野は無難な攻めをする

このように梅野と坂本どちらにもいいところがあり圧倒的な差がないので、ここ数年阪神は正捕手を決められず、併用になったと思います。

現状梅野4、坂本2ぐらいの割合で試合に出ていますが、2人とも30歳を超えて来ており、未来の阪神の為にファームから調子の良い中川選手を上げて使うなどして若手を育ててほしいところ。

とは言え、今シーズンはおそらくこのまま梅野、坂本でいくと思います。

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