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岡田彰布オリックス監督解任の理由はなぜ?造反事件とは?

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今年18年ぶりに阪神タイガースをリーグ優勝し、アレなど流行語を生みだす等一躍スターとなった岡田彰布監督。

今シーズンは補強をほとんどせずに優勝したことから、多くの野球評論家は今年のMVPは岡田監督と言うほど評価は高いです。

そんな岡田監督ですが、阪神タイガースの1次政権の後、1年空けてオリックスバファローズの監督に2009年から2011年まで務めていました。

成績は4位、5位、6位となり、シーズン途中(残り9試合)で休養をさせられ、事実上の解任をさせられています。

いったいなぜ岡田監督はオリックスの監督を解任させられてしまったのでしょうか?

岡田彰布オリックス監督解任の理由はなぜ?

岡田監督は当時から選手とは一定の距離を置き、選手と直接コミュニケーションを取ることはほとんどなく、コーチを通して指導したり、アドバイスしたりしていました。

阪神の監督時代は2003年に優勝している分、大人の成熟したチームでもあり、あれこれ言わなくても出来る選手ばかりに恵まれました。

さらに、岡田監督は阪神の1軍監督になるまでに2軍監督や1軍コーチとして5年間も選手と積極的にコミュニケーションを取っており、阪神の選手は岡田監督ってどんな人かよく分かっていたからそれでよかったのですが、オリックスではそれが上手くいかなった様子。

また、岡田監督が連れてきたコーチが成績不振に伴い、勝手にフロントにクビにさせられたり、2軍に配置転換させられるなど最終的に岡田監督孤立したような状態になったこともあって、フロントともうまくいってなかったのも大きな要因の1つです。

岡田彰布オリックス監督造反事件とは?

オリックスは当時最下位常連の暗黒時代で、阪神のように完成されたチームではなく、選手は岡田監督の思うように動けなかったみたいです。

その結果、岡田監督はコーチを通じてベンチで怒鳴り散らしていたみたいで、さらにはマスコミを通しても選手やコーチ批判をしていたことから次第に選手の心は離れていき、主力選手を中心に言うことを聞かなくなりました。

今の阪神のように平田ヘッドコーチや嶋田バッテリーコーチ・安藤・久保田投手コーチなど岡田監督のことをよく知るコーチなら、上手いこと選手のことをフォロー出来たと思うのですが、オリックスではそういうコーチにも恵まれなかったことから、空中分解のような状態になってしまったということです。

ある主力選手はコーチが打撃マシーンをもうちょっと前にして打ってみたらどうや?と声を掛けたところ、10年以上現役でやっているので自分のやり方で調整します!と言ったぐらい言うことを聞かなかっらしいです。

また、ある時はオリックスの主力選手数名が岡田監督にベンチでコーチを怒鳴るのを止めて下さい、選手は委縮してしまいますと直接言いに行ったそうで、それ以来岡田監督は注意するのは控えたそうなのですが、結局うまくいかず、チームは最下位を独走。

その結果、岡田監督は残り9試合を残して事実上解任させられることになります。

岡田彰布オリックス監督解任まとめ

  1. 当時のオリックスは最下位常連の暗黒時代であり、阪神のように成熟したチームではなく、オリックスの選手は岡田監督の思うような野球が出来ず、怒られてばっかりになり、委縮していった
  2. 阪神では2軍監督、1軍内野守備走塁コーチをしてからの1軍監督就任だったので、阪神の選手も岡田監督はどんな人かよく分かっていたので、直接選手とコミュニケーションを取らず、コーチやマスコミを通して指導してもうまくいった
  3. オリックスではそれが上手くいかず、チームの低迷と共にベンチでコーチが頻繁に怒鳴られるなどし、チームの雰囲気が悪くなり、選手は言うことを聞かなくなった
  4. 平田ヘッドのような気ごころ知れたコーチがオリックスには居らず、フロントも岡田監督が連れてきたコーチを勝手にクビにしたり、2軍に配置転換するなどし、岡田監督は孤立していった

以上、阪神の岡田監督がオリックスの監督時代に上手くいかなかった理由についてまとめてみました。

一方で、現在も現役を続ける平野佳寿投手を先発から抑えに配置転換させ、地位を確立させたり、伸び悩んでいたT-岡田選手を長距離砲に育てるなど、いいところもいっぱいあったのは事実としてあります。

今回2回目の阪神監督就任にあたり、岡田監督は今回で年齢的にも最後の監督になる。失敗は許されない訳だから今の時代の指導法にアップデートしていくと就任当初から公言されていました。

その結果上手くいったみたいです

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