甲子園常連校である智弁和歌山高校の野球部の監督を務める中谷仁氏。
中谷仁監督は元々プロ野球選手で阪神タイガース→東北楽天イーグルス→読売ジャイアンツと14年間現役選手としてプレーしました。
現役引退後、アマチュア学生野球の指導資格を取り、母校である智弁和歌山高校の職員になり2018年に監督に就任して現在丸3年が経過します。
そんな中谷仁監督ですが、阪神タイガース時代に大けがをしたことで、関西のスポーツ新聞に大きく報道されたことを覚えている方も多いのではないでしょうか?
いったいどんな事件があったのでしょうか?
中谷仁監督(智弁和歌山)は失明危機を乗り越えた?
中谷仁監督は現役時代キャッチャーで阪神タイガースから高卒ながらドラフト1位で指名されて大いに期待されていました。
ところが、プロ2年目の5月のある日、先輩投手から携帯電話を投げられて中谷仁監督の左目を直撃。
失明寸前の大事故で、左目の視力も0.01あるかないかぐらいまで低下したそうで、右目と左目の視力が大きく違う分、バランスが保てなくなり走ることさえもままならない状態だったそうです。
当時関西のメディアではかなり話題になったので、阪神ファンのあなたなら知っている人も多いでしょう。
その後、地道なリハビリやトレーニングを重ねたことでプレーに支障がないぐらいまでに回復し、2005年に楽天イーグルスにトレード。
楽天ではプロ入り初ホームランを放つなどあと少しでレギュラーを掴むところまでいきましたが、戦力外通告を受け、12球団トライアウトで巨人から声が掛かり入団するものの、結果を残せず1年で現役引退。
トライアウトで巨人から電話が鳴った時はTBSの年末の特番でも取り上げられていたので、
印象に残っている人もいるかもしれません。
中谷仁監督(智弁和歌山)は失明危機まとめ
- 中谷仁監督は阪神タイガースで高卒ながらドラフト1位指名され、かなり期待されていたが、プロ入り2年目の5月のある日に某先輩投手から携帯電話を投げられて左目を直撃。
- 左目の視力は0.01をきるぐらいまで低下し、走ることさえままならなかった
中谷仁監督の失明事件についてまとめるとこのようになりました。
メディアによって某先輩投手の実名が報道されてはいましたが、確証が持てないのでここでは名前を伏せたいと思います。
いずれにせよ失明危機を乗り越えて、さらにはトレード・戦力外・巨人移籍するも1年で引退という波乱万丈の野球人生を送っている中谷仁監督ですが、母校の智弁和歌山高校野球部監督として現在大活躍しています。
人生何があるか分からないですが、中谷仁監督のように逆境を乗り越える人は強いです。
智弁和歌山高校がさらに強くなることを祈りたいと思います!