ソフトバンクホークスは、国内フリーエージェントの権利を行使して巨人に移籍した甲斐拓也選手の人的補償として、伊藤優輔選手を獲得したと発表しました。
今回は、伊藤優輔選手について調べていきます。
伊藤優輔選手プロフィール
ポジション 投手
投打 右投左打
身長/体重 178 cm 82 kg
生年月日 1997年1月14日
経歴 都立小山台高校→中央大学→三菱パワー→読売ジャイアンツ→福岡ソフトバンクホークス
※都立小山台高校出身者としては初のプロ野球選手
ドラフト 2020年のドラフト4巡目
ドラフト同期は、1位 平内 龍太選手 2位 山崎 伊織選手 3位 中山 礼都選手 5位 秋広 優人選手がいます。
詳細
2021年、5月15日のロッテとの二軍戦で公式戦初登板して、その後すぐに離脱し、右肘トミー・ジョン手術を受けています。
その後、育成登録となり、2024年に復活を果たしています。
2024年は2軍の守護神も務め、40試合に登板して防御率1.29を記録しています。
7月には支配下復帰を果たして、1軍でも8試合に登板して防御率1.04の成績を残しています。
ホークスが人的補償を求めた初めてのケースとなりました。

伊藤優輔選手の通算成績(2024年末時点)
年度 | 登板 | 投球回 | 防御率 | WHIP | |
2024 | 8 | 8.2 | 1.04 | 0.92 | |
通算 | 8 | 8.2 | 1.04 | 0.92 |
トミー・ジョン手術から復帰組なので、ほぼ実働1年目ですね。
過去の巨人からの人的保証
巨人から人的補償で移籍するのは今回が15人目となります。
移籍先で華開いた有名な選手と言えば、大竹寛投手の人的補償で2013年オフに広島へ移籍した一岡竜司投手です。
巨人では在籍2年で僅か13登板でしたが、移籍1年目に30試合以上登板して、2勝2セーブ16ホールド、防御率0.58を記録しました。
広島の3連覇に大きく貢献した選手と言えます。
また巨人の人的保証では、まさかの選手が移籍するケースも多いです。
江藤智選手→西武
工藤公康選手→DeNA(当時は横浜)
内海哲也選手→西武
長野久義選手→広島(現在は再度巨人復帰)
伊藤優輔選手のまとめ
- トミー・ジョン手術明けて、3年目の選手
- 2024年は巨人の2軍守護神で、1軍デビューを果たしています。