元アスレティックスでライアン・ピネダ氏のYouTubeチャンネルに出演したバウアー選手は、新天地について語っています。
「日本で沢村賞を獲得したい。僕のキャリアが終わる前にやりたいことの一つ」と発言しています。
そんなバウアー選手について調べていきます。
トレバー・バウアー選手プロフィール
ポジション 投手
投打 右投右打
身長/体重 185.4 cm 93 kg
生年月日 1991年1月17日
経歴 ウィリアム・S・ハート高等学校→カリフォルニア大学ロサンゼルス校→アリゾナ・ダイヤモンドバックス→クリーブランド・インディアンス→シンシナティ・レッズ→ロサンゼルス・ドジャース
→横浜DeNAベイスターズ→ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ
ドラフト 2011年 MLBドラフト1巡目(全体3位)
詳細
2011年のMLBドラフト1巡目(全体3位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受け、期待を受けていた選手でした。
ダイヤモンドバックス→インディアンス→レッズ→ドジャースなどを渡り歩き、MLBでのキャリアは10年に到達しています。
2020年はコロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンとなる中、11先発、防御率1.73で最優秀防御率のタイトルを獲得しています。
翌年は、ドジャースと契約し、年俸約30億円を手にすることになりました。
しかし、女性に暴行をおこなったとされて、試合出場が出来なくなりました。
当初は、2シーズンに相当する324試合の出場停止処分でした。
しかし証拠不十分として不起訴となり、バウアーの申し出により処分期間は194試合にが発表されました。
ただし、ドジャースはいかなる性暴力も許容しないとして、バウアーとの契約を解除しています。
その後翌年2023年に横浜DeNAベイスターズに入団が決まっています。
そして、2024年は、メキシカンリーグのレッドデビルズでプレーを行いました。

アメリカのDVや暴力対応への厳しさ
アメリカは、DVや暴力対応への厳しいとされています。
特に、男性による女性へのDVや不倫が著名人の失権や政治家の失脚につながっています。
バウアー選手の件もそうですが、ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ氏も性的嫌がらせの疑惑によって失脚しています。
そもそもMLBでは、DV及び性的暴行に関する規約が策定されているのが日本とは大きく異なっています。
NPBにはDV及び性的暴行に関する規約は存在しないので、元西武の山川選手も特に何もなかったと言えます。
トレバー・バウアーの通算成績(2024年末時点)
チーム | 年度 | 登板 | 投球回 | 防御率 | WHIP |
ダイアモンドバックス | 2012 | 4 | 16.1 | 6.06 | 1.65 |
インディアンス | 2013 | 4 | 17.0 | 5.29 | 1.82 |
インディアンス | 2014 | 26 | 153 | 4.18 | 1.38 |
インディアンス | 2015 | 31 | 176 | 4.55 | 1.31 |
インディアンス | 2016 | 35 | 190 | 4.26 | 1.31 |
インディアンス | 2017 | 32 | 176.1 | 4.19 | 1.37 |
インディアンス | 2018 | 28 | 175.1 | 2.21 | 1.09 |
インディアンス→シンシナティ・レッズ | 2019 | 34 | 213 | 4.48 | 1.25 |
シンシナティ・レッズ | 2019 | 11 | 73 | 1.73 | 0.79 |
シンシナティ・レッズ | 2020 | 10 | 56.1 | 6.39 | 1.35 |
ロサンゼルス・ドジャース | 2021 | 17 | 107.2 | 2.59 | 1 |
DeNA | 2023 | 19 | 130.2 | 2.76 | 1.15 |
通算 | 11年 | 241 | 1427.4 | 3.27 | 1.19 |
トレバー・バウアー選手のまとめ
- 2020年サイヤング投手であるが、DV疑惑にてメジャーから追放された選手
- 2023年横浜DeNAベイスターズを盛り上げたうちの一人