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札幌ドーム〜エスコンフィールドHOKKAIDOへ移転の歴史〜

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日本ハムファイターズは、2023年より北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOに移転しました。
今回は、エスコンフィールドHOKKAIDOへの移転の歴史について調べていきます。

札幌ドーム移転の歴史

2003年 日本ハムファイターズが本拠地を札幌ドームに移転
2004年〜2016年 札幌ドームVS日本ハムファイターズの長き戦い
2016年5月 日本ハムファイターズ新球場構想が動き出す。北広島市が名乗りを上げる
2018年 2023年3月開業に向けて正式に新球場を建設することを決定する
2023年3月 エスコンフィールドHOKKAIDOは、2023年3月30日に公式戦開催。

札幌ドームと日本ハムの関係

札幌ドームの運営は札幌市の第三セクターである『株式会社札幌ドーム』が行っています。
リース料に加え広告、グッズ販売、飲食など試合時のドーム内の収入が入る契約で、その額は年間13億円〜20億円と言われていました。
札幌ドームは人工芝を使用しており、北海道コンサドーレ札幌のホームと共存していました。
そのため、サッカーモードへの転換のために人工芝を巻き取った後、再び野球モードに戻す際にまた敷き直さないといけませんでした。
その敷き直しの費用も、北海道日本ハムファイターズが負担していたとされています。
球団は値下げならびに収益あの分配額変更などを要求したが、札幌ドーム側と折り合いが付きませんでした。

北広島市の尽力

北広島市の尽力により、エスコンフィールドHOKKAIDO移転が実現しました。

北広島市は公園敷地36haのうち20ha分の土地を無償貸与
10年間の固定資産税と都市計画税の免除
市の負担で北海道ボールパーク駅(仮)を設立

上記のような北広島市の好条件がきっかけと言われています。
そして、北広島市にもたらす経済効果は年間500億円以上に上るとの試算されています。
北海道ボールパーク駅(仮)も、2028年に開業を見込んでおり、駅から球場までの距離はなんと300m(徒歩4分)。
2028年4月開校を目指して北海道医療大学も移転を決めている。
ますます経済効果が見込まれている。

札幌ドームのその後

2022年6月時点での札幌市の利益見通しは2024年には900万円の黒字としていました。
しかし、実際は下方修正を行い7億弱の赤字となってしまいました。
日本ハムファイターズの売上の穴埋めの代わりに行われた【新コンサートモード】を10億円をかけて、実行しました。
命名権を売りに出しましたが、当初は決まりませんでした。
後に、2024年8月1日~2028年7月31日(4年間)で大和ハウス プレミストドームとして、命名されました。
そして、札幌ドーム内の広告は減少しておりフェンス広告は減っていると言われています。

エスコンフィールドHOKKAIDOのその後

開業1年目から絶好調の滑り出しをしました。
目標の300万人を上回る346万4637人を記録して、札幌ドーム時代の4倍となる34億円を叩き出しました。
運営する「ファイターズ スポーツ&エンターテイメント」によると、346万人のうち野球観戦以外の来場者は40%程度となっています。
さらに全体のうち道外からの来場者は30%にあたる約100万人で、観光地としても成功を収めました。

近年は球場運営権を球団側が買い取るケースが増えています。
DeNA、広島、楽天、ロッテなども球場運営権を握っています。
そして、収益を選手強化など様々な投資に回すことが出来ています。
従来の日ハムは総年俸も低く抑えていましたが、

加藤貴之選手(FA取得)
└北海道移転後では最高条件の4年12億円。
伏見選手
└FAで3年総額3億円獲得
山崎福也選手
└FAで4年総額8億円〜10億円

札幌ドーム〜エスコンフィールドHOKKAIDOへ移転の歴史まとめ

  1. エスコンフィールドHOKKAIDOの移転は大成功
  2. 北広島市のさらなる経済効果が!
ABOUT ME
副田
小学校低学年から野球と出会って30年余り。 野球オタク。巨人坂本選手が大好きです。