3年連続最下位という不名誉な記録を達成してしまい、井上一樹新監督の下、何とかチームを再建したい中日ドラゴンズ。
ドラゴンズは一昨年DeNAから細川を現役ドラフトで獲得し、貧打と言われる打線の中でチーム最多の24本塁打を放つなど活躍しました。
中日は近年トレードは積極的に行うものの、FAなどには参戦せず、外国人選手も昔のような活躍は期待できないので、この現役ドラフトでいい補強出来るかどうかで来シーズンかなり変わってくると思います。
そんな中日ドラゴンズですが、今年現役ドラフトの候補になっている選手はどんな選手がいるのでしょうか?
中日ドラゴンズ現役ドラフト候補予想2024
ブライト健太(25)
ドラフト1位でドラゴンズへ入った右打ちの大鵬候補として期待されており、今シーズンは1軍に定着して、レギュラーを取ってもおかしくないと言われていたブライト選手です、
今シーズンは35試合に出場し、打率239、2本、3打点と昨シーズンに続いて2年連続不甲斐ない結果で終わってしまいました。
バッティングの確実性が高まり、出場機会さえ増えれば、オリックスの宗選手やに日ハムの万波選手のように、レギュラーとして大活躍できるぐらいの素質がある選手なので、外野手が手薄で長打力のある選手が欲しい球団からの需要はかなりあると思われます。
龍空(土田龍空)(21)
昨シーズンは114試合に出場し、レギュラーを懸けた今シーズンであったが、17試合、62打席、打率.159という残念な成績に終わりました。
ファームでは37試合、107打席、打率.295、出塁率.374である程度の活躍をしており、今年で22歳と非常に若い選手だけに、他球団なら出場機会は増えそうです。
守備がかなり上手い選手なので、内野守備に不安のあるチームなら守備固めとしても起用出来ることから、守備のセンスを生かすため現役ドラフトで他球団へ出す可能性はあると言えます。
石垣雅海(26)
パンチ力ある打撃が魅力ですが、1軍でその力を発揮することはできていません。
ファームでは94試合に出場して打率2割5分9厘。5本の本塁打も放ち、一定の成績を残しています。
二塁、三塁、遊撃と内野の複数ポジションを守ることができ、2024年の2遊間の状況を見ると、村松開人や田中幹也、福永裕基の活躍から来年の1軍出場もほとんど見込めないような状況なので、2遊間の手薄な他球団なら戦力になると思うので、現役ドラフトに出すと人気を集めそうな選手です。
梅津晃大(28)
2020年に肘を壊し、2022年に肘の再建手術を受け、2023年813日ぶりに1軍復帰し自己最速155㎞を記録。
今シーズン復活を期待されていたものの14試合に登板し、2勝8敗、防御率4.07と不甲斐ない成績に終わってしまっています。
とは言え、1軍通算9勝14敗、防御率3.20とそれなりには安定している投手で、なおかつ年俸1400万円と安価。
ドラゴンズは投手陣が揃っているので出番が少ないものの、中継ぎを求める球団があれば、来シーズン以降一気に出番が増えそうです。
森博人(26)
一昨年は30試合に登板を果たし、シーズン途中には14試合連続無失点を記録するなど力のある投手で防御率は2.67とまずまずの成績を残していたにも関わらず、今シーズン、昨シーズンは1軍での登板はなし。
中日の中継ぎ陣は実績豊富で頭数も多いが、他球団なら中継ぎは不足してるチームが多いので、まだ26歳という年齢や伸びしろを考えると欲しい球団はあると思います。
中日ドラゴンズ現役ドラフト候補2024予想まとめ
- ドラゴンズはトレードは積極的に行っているもの、FAなどには参戦しない傾向にあり、現役ドラフトで細川を獲得出来たことから、ブライト健太選手など将来性のあるいい選手を出すと予想
- 中日はセカンド、ショートを守れる選手が飽和状態にあり、龍空、石垣雅海など現役ドラフトに出す可能性がある
- 3年連続最下位に終わってしまっているものの、投手陣はかなり充実しており、他球団なら1軍で活躍出来る可能性がある梅津投手や森博人投手など余った戦力は現役ドラフトに出すかもしれない
以上、中日ドラゴンズの現役ドラフト候補の選手を数名予想しました。
これまでの現役ドラフトで大成功したと言えるのは阪神の大竹と中日の細川だけなので、プロ野球界を活性化させる意味でも、現役ドラフトでいい選手を出して、いい選手を今年も補強して欲しいなと思います。