広島カープで現役時代正捕手としてレギュラーを何年間も務め、さらには監督まで上り詰め、今でもコテコテの広島弁を使う達川光男さん。
達川さんと言えば、完全にカープ、広島のイメージですが、実は阪神、中日、ソフトバンクと他球団のバッテリーコーチやヘッドコーチを歴任しており、有能だと評判です。
その中でも1番早く声が掛かったのが阪神タイガースですが、なぜ阪神と縁もゆかりもなかった達川さんが2003年阪神タイガースのバッテリーコーチに就任したのでしょうか?
達川光男阪神バッテリコーチに就任した理由はなぜ?
2002年9月26日に東京ドームで行われた巨人対阪神戦で解説で訪れていた達川さんが当時の阪神星野監督に挨拶に行ったところ、おお!!おまえがおった!!バッテリーコーチ探しとったんや!と突然言われ、そのまま監督室に連れていかれたそうです。
すると、星野さんはその場で当時の久万オーナーに電話をし、達川をバッテリーコーチにさせますからと言ったそう。
達川さんはびっくりして、家族もいることなので、女房と相談したいので1度考えさせてくださいと言うと、星野監督は女房なんか相談せんでええ!おまえが決めぇ!もうオーナーからもOK出とる!と言われ、「はい」しか言えず、そのまま阪神のバッテリーコーチに就任したそうです。
ちなみに、達川さんはソフトバンク、中日、阪神、広島と4球団でコーチや監督をしてきて、1番楽だったのは、2003年の阪神のバッテリーコーチだったそう。
というのも、当時の正捕手である矢野選手(現在の矢野監督)が肩も強くキャッチングも上手く、キャッチャーとして出来上がっていたので、達川さんの経験上何も言わない方がいいと思って何も言わなかったそうで、阪神タイガースのコーチは非常に楽だったそうです。
達川光男阪神バッテリコーチに就任した理由まとめ
- 2002年巨人対阪神の解説で球場を訪れていた達川さんが星野監督に挨拶に言ったところ、おお!おまえがおった!バッテリーコーチ探しとったんや!と言われ、そのまま監督室に連れていかれた
- 監督室に着くや否や、当時の久万オーナーに達川にバッテリーコーチさせますからと言われ、達川さんはNOと言えず、そのまま翌年阪神バッテリーコーチに就任
- 広島、阪神、中日、ソフトバンクとコーチをしてきて、1番楽だったのは阪神バッテリーコーチで正捕手である矢野選手(現在の矢野監督)がキャッチャーとして出来上がっており言うことがなかった
以上、達川さんが阪神タイガースのバッテリーコーチに就任した経緯についてまとめました。
当時の阪神星野監督の強引さに負けて、阪神のコーチ就任になったようです。