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掛布雅之が阪神の監督になれないのはなぜ?

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阪神タイガース1985年日本一の4番打者でミスタータイガースと呼ばれている掛布雅之氏。

主力メンバーである岡田彰布氏や真弓明信氏はすでに阪神タイガースの1軍監督になっていますし、実績からすると掛布雅之氏の方が2人よりも上であることは間違いないです。

掛布氏はいつ阪神タイガースの1軍の監督になってもおかしくない方なのですが、2軍監督を2年間務めたことはあるものの、未だ1軍監督の経験がありません。

いったいなぜ掛布さんは阪神の1軍監督になれないのでしょうか?

掛布雅之が阪神の1軍監督になれないのはなぜ?

阪神の現役時代掛布選手は飲酒運転で現行犯逮捕の過去があります。

これがまず1つ目の大きな理由。

阪神タイガースは親会社が当時阪神電鉄であるにも関わらず、飲酒運転で捕まった人を監督にするのは阪神球団としてのイメージに影響するということで、当時の阪神球団のオーナーである久万オーナーが掛布氏の監督就任に関しては断固として拒否していました。

2つ目の理由は掛布氏には借金問題があり、負債総額4億円ということで大阪府豊中市内の自宅が競売にかけられたり、週刊誌などのメディアでも騒がれる等裁判沙汰にもなったりしていたので、イメージ的にも阪神タイガースの監督就任は難しいという話です。

多額の借金の問題があって、球団本社や阪神電鉄本社、さらには親会社の阪急阪神ホールディングスに借金取りが押し寄せる等の問題を避ける為に掛布さんは阪神タイガースの1軍監督にはなれないという見方もあります。

しかし、このような経緯がありながらも、千葉県で同郷の先輩である中村勝広シニアディレクターの仲介もあり、阪神のDC(育成&打撃コーディネーター)になり、その後金本元監督の推薦により、阪神タイガースの2軍監督に就任しました。

そこまでは良かったのですが、掛布氏の自主性を重んじる選手への指導と若い選手には猛練習をさせたい金本監督の指導方針と反りが合わず、2軍監督を退任することに。

金本元監督や矢野前監督が退任後、次期1軍監督候補として掛布氏の名前を上がりましたが、結局実現には至らず現在野球解説者として関西を中心に活躍されています。

2軍監督退任後、フリー解説者として古巣であるよみうりテレビ以外の在阪局で掛布さんを解説で見る機会が増えています。

掛布雅之が阪神の監督になれない理由まとめ

  1. 飲酒運転で逮捕歴があり、親会社が阪神電鉄である阪神の監督になるのは難しい
  2. 負債総額4億円とも言われる借金を抱えており、イメージ的にも阪神監督になるのは難しい

以上の2点が阪神の監督になれない大きな理由かなと思います。

ただし、掛布氏は過去に2回ほど監督のオファーの話があり、1つ目は東北楽天イーグルスの初代監督、もう1つが出身地である千葉ロッテマリーンズという話です。

2つとも条件面で合わずに話が流れてしまったようですが、やっぱり阪神タイガースファンとしては縦じまのユニフォームを着て1軍監督を務める掛布さんが見たいですよね。

まだギリギリ監督が出来る年齢でもあるのでいつかそういう日が来るのを楽しみにしたいと思います。