佐々木朗希がポスティングでメジャーに移籍を表明するなどシーズンオフに動きのある千葉ロッテマリーンズ。
吉井監督も勝負の3年目となり、来シーズンは優勝争いを最低でもしないことには進退がかかってきます。
今年石川投手の獲得に向けて調査していますが、それ以外は目立った動きはなく、現役ドラフトで即戦力となる選手を獲得したいところ。
過去2回の現役ドラフトでは、大下誠一郎選手、愛斗選手と野手を獲得している千葉ロッテマリーンズ。
他球団と比較しても独自の現役ドラフト戦略を取るチームなので、今年もその動きに注目が集まります。
そんな千葉ロッテマリーンズですが、今年の現役ドラフトでは誰を出すのか?予想してみました。
千葉ロッテマリーンズ現役ドラフト候補予想2024
二木康太(29)
2013年ドラフト6位でロッテに加入した選手ですが、下位指名からメキメキと力を付けてエースナンバー18を背負う投手にまで成長しました。
しかし、ここ2年は1軍での登板がなく、窮地に立たされています。
プロ通算41勝を挙げている実績のある投手だけに、現役ドラフトに出てくれば興味を示す球団は多そうです。
環境を変えて、ゼロから挑戦する形の方が復活の可能性は高いと思っています
平沢大河(26)
一昨年はファームながら首位打者に輝き、ドラフト1位の選手だけに潜在能力は確実にあるものの、今シーズンは1軍で1試合も出場することができず、戦力外候補にも挙げられていました。
内外野広く守れるユーティリティプレイヤーですし、まだ26歳と若く、優秀な打撃コーチがいる球団で環境を変えた方が覚醒するかもしれません。
仙台育英高校で活躍したヒーローですので、地元楽天に移籍できれば大きな応援がもらえるのではないかと思っています
八木彬(27)
2021年ドラフト5位で加入した大卒社会人の選手で即戦力として期待されていました。
しかし、ルーキーイヤーこそ22試合に登板したものの、ここ2年は1軍でほとんど出番を得られず、ファーム漬けとなっています。
一方で、ファームでは内容の良い投球を継続しており、チャンスが適切に与えられていない印象もあります。
投手陣が手薄なチームであれば、出番が多く回ってくる可能性も高いと思うので、現役ドラフト候補の1人。
柿沼友哉(31)
今シーズン3試合の出場にとどまってしまいました。
ロッテはレギュラー捕手として活躍する佐藤都志也選手がおり、ベテラン捕手として田村龍弘選手も控えています。
31歳ですが、まだまだ腐るには早いので捕手不足の球団なら欲しいと言ってくれる球団もあるはずで、第2捕手としてもベンチにいてくれるだけでありがたい選手。
小野郁(28)
楽天から最速158キロの剛速球を引っ提げて移籍してきたリリーフピッチャー。
一昨年は44試合の登板で防御率1.99と大車輪の活躍でオールスター出場も果たしています。
しかしながら今シーズンはわずか3試合の登板で一軍のマウンドから遠ざかってしまい、来シーズンの出場機会も危うい状況。
中継ぎの手薄な球団なら絶対欲しい選手でもあり、現役ドラフトに出せば人気になる可能性のある選手。
東妻勇介(28)
ルーキーイヤーの2019年は、24試合に登板し、プロ初勝利を含む2勝3敗7ホールドとまずまずの成績を残します。
しかし、その後は2021年に37試合登板、2023年に36試合の登板とリリーフ陣を支えますが、隔年での活躍となり、連続シーズンで成績を残すことができていないところが特徴。
ロッテでは活躍の場が限られておりますが、リリーフ陣強化を図りたい他球団としては、東妻選手のようなリリーフ投手を欲しているかもしれません。
千葉ロッテマリーンズ現役ドラフト候補2024予想まとめ
特に、現役ドラフトの可能性が高い4選手をまとめます。
- ドラフト1位でプロ通算41勝の二木康太投手、同じくドラフト1位でファームでは首位打者を取るなど潜在能力のある平沢大河選手、控え捕手としては他球団から人気の高い柿沼友哉選手など他球団からすると欲しい選手
- 最速158キロと球威があり一昨年44試合の登板で防御率1.99と大車輪の活躍でオールスター出場も果たした小野郁投手、潜在能力は高いものの隔年の活躍で今年はわずか6試合しか登板しなかった東妻勇介投手なども現役ドラフトの可能性が高い
以上、千葉ロッテの現役ドラフトの可能性がある選手についてまとめました。
今年の現役ドラフトは12月9日(月)です。
当たるかどうかは分かりませんが、ぜひ参考にしてみて下さい。