セ・リーグ3位ながら、クライマックスシリーズでは劇的な勝利を重ね日本シリーズへ進出、
その日本シリーズでは、明らかに格上と目されていた福岡ソフトバンクホークスを見事に下して、日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズ。
その戦いの中で、前回の現役ドラフトで獲得した佐々木千隼投手は非常に力強い働きを見せてチームのブルペンを支えました。
今回の現役ドラフトも、虎視眈々と掘り出し物を狙ってきそうです
そんな横浜DeNAベイスターズは今年誰を現役ドラフトに出すのでしょうか?
横浜DeNAベイスターズ現役ドラフト候補予想2024
神里和毅(30)
2019年にブレイクし、打率3割を打つなど成長していた選手。
ここ3年は打率1割台に終わっており、守備固めでの試合出場がメインに。
ファームでは170打席ながら297の打率を残しており、まだ30歳と老け込む年齢ではないです。
神里選手は本来は足が速くて守備もよく、パンチ力もある魅力あふれる選手だけに、他球団で外野手が不足しているチームならレギュラーを獲得することも不可能ではない選手。
そういう意味でも現役ドラフトの可能性はある。
知野直人(25)
右投げ右打ちの内野手で、俊足で三拍子揃った選手です。内野を複数ポジションこなすことができるのが大きな長所です。
ただし、ベイスターズは内野が充実しているので、かなりのインパクトを残さないと使ってもらえません。
バッティングが問題ですが守備と足はかなりの武器なので、バッティングをよくすることが出来るチームならかなり人気が出そうです。
宮城滝太(24)
昨シーズン途中に支配下登録され、中継ぎで11試合に登板して飛躍のシーズンとなったが、今シーズンはわずかに1試合の登板に終わった宮城投手。
ベイスターズの右の中継ぎは、今季加入した、堀岡や中川颯や佐々木などが活躍して、徳山や中川虎大など若手の台頭も著しいため、宮城の出番はなかなかなさそう。
しかし、まだ24歳と若く力強いストレートは魅力であるので、環境をかえたら、まだブレークする可能性はあるかもしれないです。
勝又温史(24)
昨年は二軍で打率272と成績を残し、オフに支配下となったが、今シーズンは二軍で打率.246とふるわず、1軍出場はなかった選手。
ベイスターズの左の外野手は、佐野が残留して、今季梶原が大ブレークして、ルーキーの度会やベテラン関根ら層があつく、勝又の出番はなかなかないのが現状・
外野の層が薄いチームならチャンスはあるはずなので、現役ドラフト候補の1人。
益子京右(23)
今シーズンは1軍での出場はなく、プロ通算でも5試合の出場にとどまっています。
ベイスターズの捕手は、山本祐大という打撃も守備も優れた絶対的な正捕手がいて、ベテランの伊藤と戸柱も控えています。
さらに高卒2年目の松尾が、ファームで打率3割越えと圧倒的な打力をみせ、一軍でも活躍。
益子はファームでも、打率.219と結果を残せていなく、層の厚いベイスターズの捕手陣では、なかなか出番はないだろう。
ただし、盗塁が刺せる強肩は武器であるので、捕手の層が薄いチームなら出番はあるはずです。
小園健太(21)
ドラフト1位で横浜に加入し、エースナンバーと呼ばれる背番号18番を背負うなど大きな期待をかけられた選手ではありますが、今季は1軍で1登板、防御率は16.88と非常に苦しみました。
2軍でも目立つ活躍を見せることはできておらず、極めて厳しい状況にあります。
ポテンシャルはある投手だけに現役ドラフトに出てくれば、指名が殺到する可能性が高く、そうなれば横浜の指名順位も優先されます。
投手育成に定評のある日本ハムや西武など、パシフィックリーグの球団がハマるような気がします。
横浜DeNAベイスターズ現役ドラフト候補予想2024まとめ
- ベイスターズは野手が充実しており、かつて打率3割を打つなど成長していた神里選手、俊足で三拍子揃い、内野を複数ポジションこなすことができる知野選手、支配下登録になったものの、ベイスターズでは出番がない勝俣選手などが現役ドラフト候補
- ドラフト1位入団ながらなかなかプロでは結果を残せていない小園健太投手、他球団なら中継ぎとしてある程度の活躍が期待できる宮城滝太投手など現役ドラフトの可能性がある
以上、横浜DeNAベイスターズの現役ドラフト候補の選手をまとめました。
今年のドラフトでベイスターズは支配下で4名の投手を獲得しています。
それも大学生以上の即戦力が4名なので、かなりの競争になると思われます。
現役ドラフトでは、さらに投手を獲るのか?それとも野手を獲るのかどうか注目したいところです。