巨人(読売ジャイアンツ)と言えば、原監督が復帰した2019年、2020年とセ・リーグ連覇を達成し、2、3年前までは常勝軍団だったはずなのに、昨シーズンは4位数年ぶりのBクラスでクライマックスシリーズにも出られませんでした。
2023年もようやく調子が上がってきて、3位にギリギリ入っていますが、阪神やDeNAとのゲーム差は大きく、このままでは優勝争いはしそうにありません。
なぜ今年の巨人は弱いのでしょうか?
巨人はなぜ弱い?弱すぎ?
巨人が2023年弱い理由についていくつかまとめたいと思います。
1 先発ピッチャーの不足&エース菅野投手の不調
戸郷の次に出てくる先発投手がいないです。
特に絶対的エースである菅野投手が今年は離脱しており、2軍戦にすら登板していません。
さらに昨シーズン活躍したメルセデス選手との契約を打ち切り、期待されていた山崎伊織投手もここまで防御率が4点台と期待外れの成績に終わっています。
それから新たに獲得した新外国人選手ビーディーとグリフィンも期待通りに働いてくれない。
先発投手陣が圧倒的に不足していることが今年巨人が低迷している大きな原因の1つでしょう。
2 中継ぎ陣ピッチャーも不足
中継ぎに関しても、田中豊樹選手を勝ちパターンで投入したかと思えば、ビハインドでも登板させ、未だに起用方法が固まっていなかったり、大黒柱の鍵谷・高梨両投手の不調も大きいです。
勝利の方程式としての期待のロペスも開幕から炎上が続き、絶対的守護神大勢の出番も少なく、抑えへ繋ぐセットアッパーが見つからないので、巨人が今年低迷しています。
3 ベテラン選手の衰え
巨人の顔であるキャプテン坂本選手が開幕から大不振になり、12球団で最速で10敗をするなど、4月と5月の前半はかなり苦戦していました。
それだけでなく3番丸選手も不調、5番中田翔選手が肉離れによる離脱と、クリーンナップでまともに機能しているのは岡本和真選手ぐらいで破壊力抜群の巨人打線とは程遠いオーダーとなっています。
坂本や丸選手を埋められるほどの若手選手や中堅選手でさえも秋広を除くとあまり育ってきていないことで、調子が悪くてもベテランに頼らざるを得ないので、どうしてもそれがチームの成績となって出ています。
巨人が2023年弱い理由まとめ
- 昨年巨人は2017年以来5年ぶりに4位でBクラスになりクライマックスシリーズ進出も逃し、2023年も5月の前半までBクラスと不調が続いており、阪神、DeNAとは大きく離されている
- エース菅野、キャプテン坂本、3番丸選手など投打の軸が不調で、それがそのままチーム成績に現れており、これらの選手に代わるような若手選手や中堅選手が秋広ぐらいしか出て来ていない
- 戸郷の次に出てくる先発投手がおらず、菅野投手は今年2軍ですら登板がなく、昨シーズン限りでメルセデスも解雇したので、先発投手が圧倒的に不足している
- 守護神大勢につなぐセットアッパーがおらず、鍵谷・高梨など中継ぎ投手も調子が悪い
以上、巨人が低迷している理由についてまとめました。
おそらく今年のシーズンオフはジャイアンツは積極的に補強して来るとは思いますが、生え抜きの自前選手を育てていかないことにはチームの士気も下がって、成績も安定しないと思うので、菅野や坂本、丸選手に代わる投打の軸となるような若手選手が出てきてほしいものです。