日本シリーズでは惜しくもオリックスバファローズに敗れたものの、今年の東京ヤクルトスワローズもセ・リーグでは首位を独走し2年連続でセ・リーグ優勝しました。
とは言え、一昨年は最下位だったヤクルトスワローズ。
いったいなぜヤクルトはここまで急に強くなったのでしょうか?
ヤクルトスワローズはなぜ強い?強い理由まとめ
1 投打のバランスがしっかりしている
ヤクルトは打撃力はリーグ1位、投手力はリーグ2位とどちらもレベルが高いです。
攻撃陣は塩見が1番に座って落ち着いたのと3番山田4番村上の中軸がどっしり構えているのが大変魅力的。
特に、4番村上は今年3冠王を取るんじゃないかと言われるぐらい進化しており、今では球界の4番と言っても過言ではないくらい素晴らしいバッターになりました。
あと、「打てるキャッチャー中村が調子が良い」ところは去年と同様強い理由になっていると思っています。
ここ近年の野球を見ていると、キャッチャーが打てるチームは上位に入っていることが多く、ヤクルトはそういう意味でも強いのでしょう。
次に、投手に関してですが、奥川選手が離脱するなど先発に圧倒的なエースはいないものの小川がローテーションをきちんと守り、石川が例年よりも試合数を投げてくれていることで、奥川の穴をカバーしました。
他に、中継ぎ・リリーフ陣も揃っており、高津監督が登板過多にならないように調整しているので、かなりいいコンディションで登板することができています。
こういうところも今年ヤクルト強い原因の1つでしょう。
2 苦手な球団がない
交流戦も含めて、ヤクルトは何とセ・パ11球団から勝ち越しをしています。
苦手な球団があると,その球団との対戦カード以降バランスを崩したりして調子を落とすチームが多い中、ヤクルトは安定してどのチームからも勝ち越しているので、波に乗れていると思います。
3 選手層が厚く、若手とベテランのバランスが良い
奥川・サンタナと故障で離脱している選手がいますが、小川泰弘選手や高橋奎二が良いですし、石川雅規選手が相変わらず良い仕事をしています。
塩見泰隆選手も打率が好調でベテラン青木選手も以前のような成績は出せないながらもしぶとい打撃でチームの勝利に貢献しています。
若い選手とベテラン選手の頑張りのバランスが良いところも他チームより秀でているところだと思います。
ヤクルトスワローズ強い理由まとめ
- 投打のバランスが12球団で最もバランスが取れており、選手層も厚い
- 1番塩見、3番山田哲人、4番村上と上位打線がしっかりとしており、4番村上は3冠王にまで成長
- 奥川投手が離脱しているものの、小川投手や高橋奎二投手がローテーションをきちんと守り、試合を作れている
- 苦手球団がなく、交流戦優勝、セ・リーグでは全球団に勝ち越ししている
以上、ヤクルトスワローズが強い理由についてまとめました。
このままだとセ・リーグ3連覇は夢ではないように思います。