2年連続Bクラスになり、積極的な補強を行った結果、今シーズンは首位争いをしている読売ジャイアンツ。
プロ野球も終盤戦となり、ドラフト会議も近づいてきたことから巨人でも今年限りで戦力外通告を受ける選手がこれからどんどん増えてきます。
そこで巨人の来季の構想に入っていない今年限りで戦力外通告を受けそうな選手をまとめてみました。
読売ジャイアンツ戦力外候補予想2024-2025
梶谷隆幸(36)
2020年のオフに横浜からFAで4年8億円で加入したが、怪我に悩まされ、一度も規定打席にさえ到達できていない。昨年は102試合に出場して打率.275とまずまずの成績を残したが、今シーズンはここまで怪我で6試合の出場にとどまっている。
ベテランは丸や長野がおり、代打で見ると坂本も控えているので梶谷が出場するシーンがないのが現況。ユーティリティプレーヤーとして考えても増田がいるので梶谷が出る場所は皆無。
昨年一塁手として活躍してきた中田が退団するぐらいなので、怪我でほとんど試合に出れていない梶谷は戦力外になる可能性がある。
立岡宗一郎(34)
2015年に91試合に出場して、打率.304の成績がキャリアハイで、その後は主に代走や守備固めとして起用されてきたが、年々出番は減少しており、昨年は1軍出場なし。
阿部監督に変わって2年ぶりに今季は46試合に出場するも打率220と低迷。
同じようなタイプである若手選手が数多く出てきており、来シーズンの出番はますますなくなると考えられる。
年齢的にも今年で戦力外になってもおかしくない。
増田大輝(31)
内野が本職ながら、外野もこなせる貴重なユーティリティープレーヤーであるけども、2シーズン前あたりから出場試合(機会)が減ってきて、自慢の俊足をアピール、ここぞという時の盗塁成功といった見せ場を作る機会が減少してしまっていると思う。
年齢的にも31歳を迎えていて、今後の大きな伸びしろが期待できる選手ではなくなってきている。
また、シーズン途中入団ながらヘルナンデス、モンテスの両外国人も良く、来季も契約を更新すると思われるので、増田の出番がますます減ることから戦力外候補になってしまう。
畠世周(30)
150キロを超えるストレートに落差のあるフォークを武器に三振を奪う本格派右腕として期待されていたが、怪我の影響で近年は中々活躍できず今季はわずか1試合の登板。
先発として投げれる投手だが、戸郷を筆頭に山崎、菅野と先発に食い込める状態ではない。
中継ぎで見ると似たようなタイプに大勢や泉がおり、平内や西館もそこに入ってくると畠が投げられるポジションはなく、巨人は力のある球を投げる投手が多いことから現状ではかなり厳しい状況。
髙橋優貴 (30)
2021年に11勝をあげたが、今シーズンは1軍登板がなく、ここ3年でも1勝にとどまっている。制球をみだすことが多く与四球が多いことが課題である。今季は春先に三軍に降格するなどして、ファームでも2試合の登板で防御率6.00にどとまり、与四球の多さも改善されていない。今年で27歳と若くなく、同じ左腕の井上が飛躍して、横川も結果を出し始めているので、今シーズンでの戦力外の可能性が高い。
鈴木康平(30)
昨年オリックスからトレード加入した中継ぎ右腕である。昨年は33試合に登板したが、防御率6.59と結果を残せず、今シーズンはここまで一軍登板はない。ファームでも防御率3.00と平凡な結果に終わっている。巨人の中継ぎ右腕は、船迫や泉や大勢など層が非常にあつく、近藤や菊地や馬場でさえも、1軍での出番に恵まれていないので、鈴木の出番はないだろう。今年で30歳という年齢で、加入してから2年間結果を出せていないので、戦力外になる可能性は高い。
メンデス(29)
速球が魅力の左腕投手で、今シーズンは2けた勝利が期待されていたが、登板機会がなく低迷。
巨人の先発ローテーションは5人目・6人目が不安定で入れ替わりも激しいので、首脳陣もローテーション入りを期待していたと思うが、なかなか出番がない。
コントロールや投球フォームに大きな問題は無いので、何が不調の原因なのかはわからないが、昨年よりもボールに切れがないのは確か。
無理して残しておくよりも、アメリカや中南米からもっと若くて可能性のある選手を連れてくるという選択肢になるのではないかと思われる。
ウレーニャ(25)
パワフルなバッティングが持ち味の助っ人として期待されていたが、なかなか実力を十分に発揮できていない。昨年10月に楽天から戦力外通告され、古巣の巨人と育成選手として復帰して今年4月にようやく支配下選手になり、正式に巨人の一員となった。今シーズンは出場機会が極めて少なく、得意の長打力を発揮出来ていない。
ヘルナンデス、モンテスの台頭により、外国人選手は試合に出場できる人数が限られているので、契約更改はかなり厳しい。
巨人戦力外候補予想2024-2025
- 横浜からFAで入団の梶谷は今シーズンの出場機会がほとんどなく、怪我の影響もあり、36歳という年齢も踏まえると来季は構想外になる可能性が高い
- 今季1試合も投げていない高橋優、わずか1試合しか投げていない畠世周、他球団から移籍組の鈴木康平選手なども来季構想外になりそう
- ヘルナンデス、モンテスの台頭により、ウレーニャ、増田大輝などの出番がなく、来季は戦力外になる可能性が高い
以上、巨人の戦力外に関してまとめるとこのようになりました。
どの球団もそうですが、生え抜き選手よりも移籍組の選手や外国人選手から解雇になる可能性が高いので、上記選手が特に危ないかなと予想させて頂きました。
あくまで個人的な予想なので参考程度にしてください。