阪神岡田監督が昨年日本一に貢献した坂本誠志郎捕手を2軍に降格させました。
坂本捕手がファームに降格するのは2年ぶりだそう。
新聞のコメントでは、なんかエアポケットみたいになるんよと書かれていましたが、このエアポケットとはどんな意味なのでしょうか?
岡田監督坂本誠志郎エアポケットの意味は?2軍降格の理由も!
おそらくですが、岡田監督が言うエアポケットとは、今シーズン坂本誠志郎のリード(配球)が突然悪くなり、大失点してしまうことを意味すると思います。
もう少し具体的に言うと、今年の坂本誠志郎選手は、毎回同じ打者に同じような配球で何度も打たれたり、初球の入り方が甘く相手打者に初球を狙い打ちされてホームランや長打を打たれたり、ピッチャーにファーボールを出してそこから急に打たれたり、急に調子が悪くなることが多々あります。
また、坂本誠志郎選手はデッドボールを気にしてか?内角の厳しい球はあまり投げさせない傾向にあり、外角一辺倒のリードになり、狙い打ちされるケースも。
現在阪神の2軍バッテリーコーチ補佐の日高コーチも似たタイプで、現役時代オリックス監督だった岡田監督に配球面でかなり厳しく指導され、2軍に幽閉させられてしまっていました。
昨年梅野選手が途中離脱して、坂本選手がずっとスタメンマスクを被っており、坂本選手の配球の癖を他球団のスコアラーにかなり研究された結果、去年と同じではまったく上手くいかない坂本選手もどうしていいか分からず、エアポケットのようになってしまうんだと思われます。
実際数字を見ても、梅野と坂本で以下のように勝率が違います。
- 坂本誠志郎捕手・・・46試合18勝24敗4分(借金6)勝率429
- 梅野隆太郎捕手・・・54試合34勝21敗1分(貯金13)勝率618
それに加えて、坂本の打撃成績もパっとせず、今シーズン50試合に出場して打率217、0本、9打点と非力な成績。
打撃成績でいうと梅野の方がもっと悪いのですが、キャッチャーは打たんでいいと岡田監督は公言しているので、やはり勝率で見た時に坂本がスタメンマスクを被る次第では勝ててないので2軍降格を決断したんだと思われます。
岡田監督坂本誠志郎エアポケットの意味まとめ
- 坂本の配球が突然悪くなり、大失点してしまうことを指すと思われる
- 坂本は毎回同じ打者に同じような配球に何度も打たれたり、初球の入り方が甘く相手打者に初球を痛打されたり、内角の厳しい球を投げさせず外角一辺倒のリードで痛打されり、ピッチャーにファーボールを出してそこから大失点につながっている
- 梅野がスタメンマスクを被ると勝率618に対し、坂本がスタメンマスクを被ると勝率429で成績不振で2軍降格
以上、岡田監督の言う坂本捕手のエアポケットの意味についてまとめました。
今シーズンまだ残り試合が40試合近くあるしアレンパもまだ狙えるので、坂本選手にはこれにめげず、勝負の9月になる前には帰って来てもらいたいです。