現在クライマックスシリーズに出場できるかどうか最後の最後まで競っている東北楽天イーグルス。
楽天は決して弱くはないチームなのですが、他球団に比べると野手のレギュラー陣の年齢層が極めて高く、俗にいう「２軍の帝王」のような選手が多いため、将来のチーム作りのため、そのカテゴリーに入っている選手を一掃する必要があると思います。
他に先発投手陣が揃っているため、20代の若手投手でも結果が出ていない先発投手はきられてしまう可能性は高いでしょう。
そこで今年戦力外になりそうな選手をまとめてみました。
楽天イーグルス戦力外候補予想2023-2024
塩見貴洋（35）
今シーズンの終盤になり、約2年ぶりの1軍登板を果たしたが、結果はもうひとつに終わり、3年間での登板数は2試合のみで未勝利という散々な結果。
貴重な先発左腕とはいえ、同じ左腕としては早川が少しずつ成長を見せているし、ここぞというベテランの味は辛島が発揮してくれている。
そうなると年齢も来年には36歳となる塩見の出番はなく、リリーフとしての実績はないし、対応も難しいと思うので、戦力外になる可能性が高い。
銀次（35）
今年でプロ19年目、35歳のベテラン・銀次も2013年の日本一にも貢献した地元出身の生え抜き選手ながら、今年は9月22日にようやく1軍昇格。
昨シーズンは序盤、代打として活躍したもののチームは世代交代の波が確実に押し寄せていて、かつての安打製造機は苦しい立場に置かれている。
年俸７０００万円とのバランスを考えても、見合った働きをしていない。
岩手出身の銀次にまだまだやってほしいと願うファンは多いが、戦力外になってもおかしくない。
石橋良太（32）
2019年には投球回数127を投げ、8勝上げた実績を持っているが、近年は目立った活躍はしておらず、2023年シーズン一軍の出場試合数はわずか2試合で、防御率18点台と散々な内容。
ファームでは34試合に出場し、投球回34で防御率2点台だったですが、被本塁打4と多く、
球威も低下しており、年齢的にも戦力外になってもおかしくない状況。
田中貴也（31）
「打てるキャッチャー」として巨人からトレードで獲得した選手だが、楽天に加入した2020年から今年までの4年間でそれぞれ１５打数、３８打数、１７打数とそもそもあまり打席に立っておらず、2023年シーズン1軍の出場試合数は0。
ファームでも55試合に出場し、打率2割台と結果を残せていない状況。
楽天のキャッチャーは、ほぼ太田と炭谷で1年間やっているし、ドラフトで打てるキャッチャーの安田を獲得。
また、堀内や石原など田中よりも若い選手が多くいるため、田中が出場する機会はもっと減っていくと思うので戦力外濃厚。
横尾俊建（30）
元々は日本ハムで、日本ハムでも期待され、数多くの出番をもらいましたが、活躍できずにトレードで楽天に移籍した選手。
楽天でもショート以外の内野がこなせて長打が打てる選手として期待されましたが、移籍後は日本ハムより出番が減少してしまい、昨年、今年と2年連続１軍出場機会が０でずっと2軍暮らしが続いている。
中日から阿部寿樹、昨年途中にDeNAから伊藤裕季也や加入し、阿部は出遅れたものの実績があるし、伊藤はまずまずの活躍をして1軍に定着しており、残念ながらすでに横尾の出番はない状況なので戦力外濃厚。
和田恋（28）
元々は巨人からトレードで楽天に移籍した選手で、貴重な長打が打てる若手として多くの出番をもらいましたが、期待に応えることはできず、今シーズンはわずか2試合の出場のみ。
巨人から移籍してきた初年度は多少出番はもらえてたものの、過去4年間は1軍でまったく活躍出来ておらず、守備も上手くないので、戦力外が濃厚。
髙田萌生（25）
高卒7年目の選手で2023年シーズン、一軍の出場試合数は0で、ファームでも28試合に出場し、防御率8点台と散々な状況。
奪三振率は8.61と高いが、与四死球21と多いので、制球力がなく、自滅しているケースが多い。
昨年も防御率5点台で、高卒選手は5年目、7年目にきられるケースも多いことから今年で戦力外になる可能性は高い。
楽天イーグルス戦力外候補予想2023-2024
- 楽天は他球団に比べると高齢化が進んでおり、チームの若返りを図る意味でも35歳以上のベテランや30歳前後の中堅選手の戦力外の可能性が濃厚
- 他球団からの移籍組で今シーズン結果が出ていない選手や出場機会のない選手は解雇の可能性が高い
- 楽天は先発投手の駒が揃っているので、先発で結果が出せていない投手ほど20代の若い選手でも戦力外になりやすいと思われる
楽天イーグルスの戦力外候補の選手をまとめると以上のようになりました。
あくまで現時点での個人的な予想ですので、参考程度にしてください。
